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俳優・三国連太郎さん死去

2013-04-15 19:51:14 | 参考資料-平成

昨日『皇帝のいない八月』の話を書いて、そうだ三國連太郎、丹波哲郎という軍人グループ、滝沢修、佐分利信、久米明等々の政治家グループもすごかったというのを書き忘れたなとか思っていたら、三国連太郎氏が亡くなったというニュースが!

俳優・三国連太郎さん死去 「飢餓海峡」「釣りバカ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130415-00000006-asahi-soci

確かに、やはり「飢餓海峡」は代表作で間違いないと思う。しかし、次が釣りバカなのか???というのがなんとなく、う~ん。このへんは個人の趣味だが。

「飢餓海峡」は、なんというか、ぞくぞくする演技だった。誰とも比較できない。特に前半の左幸子とのからみはすごい。

あと、「戦争と人間」のあやしくも酷い男もよかった。「戒厳令」は映画としてはなんかこう好きになれない映画だったが、不気味な北一輝は印象に残る。「セーラー服と機関銃」や「マルサの女2」の宗教家??も、なんかこう、凄かった。

「金環蝕」の負けてく政治家もよかった。宇野重吉と三国連太郎がサウナやらキャバレーでへらへらするシーンがとても好き。シリアスな表情としては、八甲田山、野生の証明、利休、か。

前にも書いたけど、「関ヶ原(1981年)」の本多正信は違うよなぁとまだ思う。この作品は、何度考えても濃い俳優さんたちを集めすぎて誰が誰だかわからなくなってるという、無駄に豪華な作品の例だと思う。バブルに向かってたんだろうなぁみたいな。

・・・・考えてみれば本当にいろんな作品に出てらしたのだなぁとあらためて思うし、昭和から平成へと役柄を変えていかれてもずっと巨人の俳優さんだったなと思います。

こんなに楽しませていただき、本当にありがございましたと申しあげたい。ご冥福をお祈りします。

 

 

 


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