欧州方面はBrexit問題がワヤでそっちが本当に問題だが、今日はちょっと楽しいニュースが。
イタリアの副首相のディマイオさんが、パリに行った時に黄色ベストのリーダーっぽい人たち数人と会った。
それをフランス政府が見とがめて、隣国の政治状況に介入するんじゃない、と在ローマのフランス大使を召還した。
へぇ~、こいつぁ~驚きだいと大笑いしてしまう展開。
France says it decided to recall its ambassador from Rome after Italy's deputy PM meets Yellow Vests
https://www.rt.com/news/450881-france-recall-rome-ambassador/
パリの黄色ベストは別に、俺は大統領だと宣言してイタリア政府に認めてもらおうとしたわえでもないし、イタリア政府が黄色ベストのあんちゃんを認めると言ったわけでもなく、また、在イタリアのフランス資産を黄色ベストに使わせると言ったわけでもない。
さらにいえば、クッキーを配ったわけでもない。
アメリカの国務次官補のヌランドと、アメリカのウクライナ大使が、反政府運動を支援しているの図。
その結果として、大量の死人が出てるわけでもない。こんな具合に。(2014年ウクライナの暴動状態の頃の写真)
むしろ、マクロンが武器も持たない黄色ベストに本職の治安部隊をぶつけてけが人を出している。
さらに、黄色ベストはこんな人たちでもない。一般人をビルに誘導して、それを生きたまま丸焼きにするほど恐ろしい人たちでもなさそうだ。
結果として、フランスがこのような状態になるまでにはまだまだ距離はある。I hope。
そんな状態に、マクロンは何を怯えているんでしょうか。
イタリア政府は黄色ベストに武器を支援したわけでもなさそうだし、イタリア政府は、黄色ベストに洗脳工作をして過激派を作ろうとしたわけでもなさそうだから、大丈夫なんじゃないの?
でも、イタリア人じゃない、似た感じの人もいるが大分違う地中海沿岸の人間で、フランス政府に抗してみたいと考える人たちは多分たくさんいると思う。特にリビアに。
■ ジョークの日?
今日はジョークの日かなにかなのだろうか。
アメリカの太っちょポンペオが、ベネズエラでヒズボラが活動していると言っているらしい。
Pompeo says Hezbollah is active in Venezuela (video)
https://www.almasdarnews.com/article/pompeo-says-hezbollah-is-active-in-venezuela-video/
なんかカッコいい!
でもなんてか、西側全体が国家の安全を脅かすといって左翼をがっちがちに警戒してたわけだけど、実際には、国家破壊を志す浸透勢力は財界にいたという、笑えない話が現在だと思う。
だって、アメリカこそレジームチェンジの家元だよ! あはははは。
フランスの政党とか労組とかがアプローチはしたけど主導権を握ることはまったくできてない。
また、フランスの一般大衆が左右の別なく、だいたい常に黄巾の乱を支持してる。
さらに、オランド元大統領まで、マクロンは金持ちのための政治というより、超大金持ちの政治とか言って、それがテレビで流れちゃう。
といった状況から考えるに、反マクロンを象徴するものとして外に出てる人がいる、という状況はまずホント、とは言えると思う。(つまり作って作れるものじゃないという推移)