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コロナ:ワクチンの次はSARS-CoV-2対応新薬剤Koronavir

2020-07-18 01:38:14 | 欧州情勢複雑怪奇

Go-toキャンペーンは東京発着がいかんらしい。都民は外に出るなということらしいわけだが、他の用事なら行き来しているわけでなぜ旅行特典だけ適用されないのか。意味がわからない。

次は東京入出国のパスポートとか来そう。

夜の街のガイドラインというのも毎度爆笑もの。風俗一般をいじめの対象にしているらしい。であれば、公平を期して永田町に職場のある公人に限って風俗・愛人との接触禁止要請でもすればいいんじゃないか。最も重大な任務を負った人々には、最も厳しい対応をお願いしたい、とか言って。

 

それより何より、なんでこんなに報道と対応がデタラメなのかがもう一つすっきりしない。故意の対応なのはわかるけど、意味がわからない。

 

そんな中、ロシアの新コロナのワクチン続報。

コロナ:ロシア、ワクチン臨床試験完了

臨床試験の1段階をクリアして、フェーズ2、フェーズ3の目途も発表されている。多分、3で大量の人間に投与という恰好になるスケジュールだと思うので、そうなれば、当初発表していた通り9月にはできるかなぁ、が現実になる。

で、興味深いのは、人類にとって朗報だといった調子の報道は一切なく、今日になったらBBC、NYT、CBC(カナダのBBC)などが、ロシアが新コロナ研究のデータをハックした、スパイしたとか書き出した。

Russian Hackers Trying to Steal Coronavirus Vaccine Research(NYT)

Coronavirus: Russian spies target Covid-19 vaccine research ...(BBC)

 

いつもの通り、一斉に。

ってことは、彼らはイヤなわけですね、と笑ってしまった。

 

ロシアは、前から書いてる通り、大量のPCR検査して、大量にベッド用意して、各種の推奨治療薬を確定して大量に治療して、結果、現在人口の2割前後(日々増えているのでこの数字は古いかも)が抗体持って、足らない部分をワクチン投与して、といった感染症対策として推奨されることはあっても、けなされる覚えはなかろう、といったことをしている。

これがどうしてもお気に入らない人々がいるらしい。

 

しかしそんなことを気にするロシアさんではないらしく、前に書いた通り、ロシア版のアビガンAvifavirを推奨し輸出準備しているだけでなく(約50カ国から引き合いがあったらしい)、

ロシア、ワクチン予定通り&Avifavir承認

コロナメモ:空気感染だそうだがそれでもお薬情報

 

新しく、SARS-CoV-2に特化したKoronavirというのを7月1日から店頭に出しているようだ。

Koronavir anti-coronavirus drug has been released in Russia 

https://tass.com/society/1179063

名前がファビピラビル(アビガンの一般名)と似てる感じがするのは、作用機序が同じだからではないのかと想像する。

 

ますます大騒ぎだろうか? ロシアの発表より、馬鹿みたいな西側メディアのおっかけ騒ぎの方が示唆するものが多い。

なにせ、ロシア人の死亡率が西欧州+米との比較で非常に低いため、ロシア人が死なないと腹を立ててた西側メディアだからなぁ。いやほんと、壊れてるにもほどがある。

ロシア人が死なないと立腹する西側メディア&メフロキン続報

 

ますます、興味深い。

本日付けのデータからピックアップ

https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries

           検査数  確定感染者数   死者

ロシア(1億4600万) 24,364,568      759,203     12,123 

US(3億3000万)  45,867,123   3,721,544    141,454

日本(1億2600万)         599,239        22,890                    985

 

 

■ オマケ:妙なグルーピング

で、今回のKoronavirの発売者はR-Pharm Group。ここは日本の富士フィルムとも販売提携していると思う(もし制裁などで途切れていなければ、だが)。

富士フィルムは三井系、サハリンで天然ガスやってるのも三井系が強そうだし、商船三井は北極海航路でロシアと大きな仕事をしている。

なにかこう、並べてみると、ロシアと付き合うことが可能な、各国の暗々裏の都合による横やりを入れらない集団ってのがあるのであろう、などと思ったりする。

単純に、フランス、ドイツなんかが、西側メディアが何を書き散らそうが実は大きな企業はロシアと今もでっかい仕事をしている、という現実に日本の企業も入っているというだけなのかもしれない。

その場合、西側主流メディアが動かせているのは、実は書き物とそれに左右される政府だけなのかもしれない。

 

■ オマケ2:異常な英米メディア

いやしかし、西側報道によれば、ロシアって忙しい国だね。新コロナのデータをハックして、イギリスの選挙、ドイツの選挙、アメリカの選挙に干渉して、アフガニスタンではタリバンに懸賞金付けてアメリカ兵を撃たせて、なんだりかんだり、そんなことばっかりやってるらしい。大笑いでしょう。

よく書くよなとしみじみ関心する。そのたびにだいたい1週間の間に、それは違う、それは嘘というのが、ロシアというよりむしろ英米の関係集団でコンセンサス化する。アホか、といった反応に落ち着く。それにも関わらず次の嘘が来る。

アメリカとイギリスはこんなことばかりやってて、何か得になるものがあるのだろうか。不安になるほど馬鹿で邪悪。ただただ邪悪集団が無駄なことをやって、邪悪なマインドのフォロワーだけを増やしている。

で、この邪悪マインドのフォロワーが次に政策変更する時に重荷になる。

WWII終結にあたって、ナチのマジものの協力者、大量殺人に罪悪感がない精神がいかれている奴らを丁寧に拾い集めて(笑)、わざわざ米英カナダに匿って政治勢力とした結果が今現在だというのを、もう少し真面目に考えた方がいいと思う。

「西側ではナチズムが生きている」カナダ編

 


 


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2 コメント

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イワノフスキーも (ブログ主)
2020-07-18 18:37:55
ミールさん、

そういう世の中の仕切り方だったんだなといつか遠い目で見られればいいかな、と思います。

そういえばウィルスでこんなに騒いでいるなら、最初にこれは今までの分類では解明できないぞ、と言い出した人はロシアのイワノフスキーだ、という話ぐらいしてもよさそうなものですね。

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メンデレーエフ (ミール)
2020-07-18 09:54:53
誰でも知っている周期表のメンデレーエフもノーベル賞をもらえませんでした.計算化学のフォックもアミノ酸代謝のブラウンシュテインも.西欧人なら間違いなくもらっていたであろう人々です.The West の連中にとっては科学も自分たちのものなのでしょう.
 それでも当時は候補に挙がっていただけでもましなのかもしれません.今は The West にそれだけ余裕がなくなってきて,過去最高に攻撃的になっているのでしょう.
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