すごいわ。こうやって島が生まれるんですね。
海底火山が噴火するとこうやって島ができることがあって、日本近海では戦後4、5回は確認されている、と気象庁の人がおっしゃっている(下の動画)。西之島では1973年の噴火以来とのこと。
この動画を見ていて思うんだけど、古事記を書いた人はどこかで島が生まれる様子を目撃したか、あるいは少なくとも詳細に聞き及び、例の日本列島は神々が生み給うたものですよ、という話が生まれただろうなぁと思った。
実際、島はこうやって生まれるわけで、日本はいかにも島だからそういいたくなるのもわかる。でも現実には日本列島の主要部分はこういうのではなくてもっと大きな地殻変動の成果なんだろうけど、周辺海域には6000だかの島があるというから、こういう島の発生というイベントは私たちの先祖にとっては結構馴染みのあるものだったんでしょう。
それと同時に、自分たちの場所を島であると明確に認識するということは、頭の中に島でない大陸のことがあるからなんだろうなとも思う。なにやらゆかしい噴火だ。
小笠原諸島・西之島付近で新しい島ができているのを確認(13/11/20)