2日ぐらい前に出たニュース。
世界反ドーピング機関(WADA)が出してきた2016年の結果。
2016年のドーピング違反、国別最多はイタリア ロシアは6位
http://www.afpbb.com/articles/-/3172750
【4月27日 AFP】世界反ドーピング機関(WADA)は26日、2016年のドーピング違反に関する報告書を発表し、国別ではイタリアが最多147の違反件数を出したと発表した。2位は86件のフランスで、3位は76件の米国、4位は75件のオーストラリア、5位は73件のベルギー、ロシアは69件でインドと並び6位だった。
わかりやすく書くと
- イタリア
- フランス
- 米国
- オーストラリア
- ベルギー
- ロシア&インド
イタリアが突出してる。
Unexpected Results? WADA reveals worst doping cheaters in 2016, Russia not even in top 5
ということは、イタリアからオーストラリアまでは、オリンピックに国ごと出場できない、あらゆる国際競技会から締め出される、という大騒ぎがなされてもしかるべきだったわけですが、当時、米+カナダを中心とした政治家および世界中のマスコミは、一意に、専心的に、ロシアだけが国家をあげてとてつもない大スキャンダルをしたと連日大騒ぎで報じていたものだった。これによって涙したロシアの選手たちが気の毒でならない。
当時の私のエントリー
要するに、各国の選手にとって公正に手続きが行われているというより、WADAのアメリカ&カナダは、ロシアという国家からの選手をブランケット的に、つまり、一律に出場停止にしようというのが目的のように見える。そのためならなんでもやる、みたいな。
それどころか、あらゆる国際競技会から締め出すと叫んでいる模様。
WADA urges banning Russian athletes from all international events, including Rio Olympics
https://www.rt.com/sport/351911-wada-russia-ban-rio/
「オリンピックを政治問題化するアメリカ」と the Westの価値毀損
西側(の首脳部)というのは、人種差別主義者の団体、ナチスこそ我が心、みたいな団体だとつくづく思う。この時はオバマ。このいかれた差別主義者は一体なんだったのだろうと思うほど酷い奴だった。
そしてカナダ。現代に生きるナチス・シンパを外務大臣につけてロシアと対立しようとせっせとカナダ軍をウクライナに出して奇妙なまでに大物ぶってる。気持ち悪いカナダ。残念なカナダ。いつ独立したのかわからない英グループの小手先カナダ。
「西側ではナチズムが生きている」カナダ編
2016年ドーピングの結果の情報はWADAが出して、ロイターが記事にして、任意のごく少数の西側メディアがそれを買って自国語にした、という成り行きに見える。
Nearly 1,600 doping rules violations in 2016: WADA
こんな小さな記事でお話は終わり。アメリカ、カナダはやりっぱなし。人殺ししっぱなしのイラク、リビア、シリア、ウクライナと同じですね。大したご身分。と、結局差別主義者なの。
民族Aおよびその友だちは善だが、民族Bおよびその友だちは悪である、という手法の危険性に気づかないとだわ。
この人たちがやっているのは血の中傷であると何度でも書く。