いやいや日経平均のつるべ落としぐあいは結構驚きましたです。ドル円との連動が大きいものと理解してるけどそれ以上でしたね。
が、しかし! うちの官房長官、長期金利マイナスの環境は投資を刺激するとか言ってるし、景気回復が見込まれるとお考えのよし。へええええ?って感じなんですけど(泣)。
菅官房長官、長期金利マイナスでも「景気回復が見込まれる」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160209-00000591-san-pol
菅氏は「世界の金融市場でリスク回避の動きが広がる中、安全資産として日本国債を買う動きがみられる」と指摘。その上で「一般的には住宅ローンの貸し出し金利低下をもたらし、消費や投資を刺激する経済には好ましい影響を与えると思っている」と述べた。
現状、今生きてる人の大半が経験したことのない時代に入ってるって感じじゃないですかね、これ。だから、投資だのしてる場合じゃなくできるだけ流動性を高めるとか、手持ち現金を増やして、みたいな行動に走ってる人が多いと思うんですけど・・・。
リーマンショックを引き合いに出す人がいるけど、私のカンは、何か別の事態になっているんじゃないかとシグナルを出してる。なんか違う気がしてる。
それはともかく、日本は、私が思うに、基礎的な条件としてはドルが不透明で借金のマネージに困ってるアメリカよりはだいぶマシである可能性は高いとは思う。が、しかし、日本のリスクは、実に実に実に、事変起こしたり真珠湾に突っ込む人たちがいるってことだと思うわけです(泣)。でもって、今回もそれでないとは言えない状態ですよね、金融緩和とかいってバカなことをし始めた時から・・・。
我が国ながら、なんてか怖いんですよこの国、ほんと。どう収拾つけるのかまったくわかりません、私には。
で、この不気味な状況下に正面につけてる政府首脳が揃いも揃ってバカ揃いってどういうことなのよ、なのにさらに今日は冗談のようなことが発生していた。
歯舞読めず「はぼ、なんだっけ」 島尻沖縄北方担当相
http://www.asahi.com/articles/ASJ2946QZJ29ULFA012.html
これは、読めないではなく知らない、知らないから言えない、という事案かと思いますです。
つまり、もし、何度も何度も北方領土問題を語っていれば、聞いていれば、言えない、なんていう事態は発生しない。
しかし人間は咄嗟に度忘れするってこともあり、その場合に、ああ、あれあれあの島と頭の中に浮かんでいるのであれば、例えば、北方四島の南の二島に関しては、みたいな適当な言い抜けだってできるはずなわけです。が、「はぼ、なんだっけ」なんでしょ?
ということは、この人は語ってるそのものについてあやふやだ、ということだと思います。
大人でそんな日本人いるのかよ!というのがまず驚きですが、そんな奴に何を好んで「沖縄北方担当」たらいう役職をやらしてるのか、もう、訳が分からない。
しかし、わかったことが一つある。日本国政府はロシアとの間で領土問題を解決する気はさらさらない、ってことでしょう。
こんなんつけて、あの強面揃いのロシア外務省と対話するなんてあるわけねーじゃん、でしょ。
いや、こうであればこそやるのも面白いのかもしれない。ある種のノーガード戦法で、まったく筋の通ったことを一個も言えないために、かえって有段者が戦えないということはあるかもしれない。あはは。
私の祖父は剣道の有段者だったんですが、私自身が大きくなるころにはすっかりおじいさんだったので、私は一度も祖父が強いところは見たことがなかった(もっと小さい時に試合を見たらしいのだけど記憶がない)。その代りに近所の高校に「稽古をつけてやりにいく」と言って出ていくのに、打たれて、いや~痛い痛いとか笑って帰ってきた祖父を何度か見た。青あざもあった。だから、私としては、ほんどに強いの?と非常に疑っていたわけです。が、大人になって聞くところによれば、この手の武道は型の中で戦っているので、とんでもないところから打ってくる、まして元気だけはある高校生なんてのに当たると避けられないことがあるんだそうです。
すっかり余計な話ですが、こういう戦法なのだろうか、日本は・・・。
でもこれも結局真珠湾に通じる。強度のやけっぱち症候群を患ってるんだろうか。
このリスクを止められるのか、私たちは???
丸山眞男セレクション (平凡社ライブラリー ま 18-1) | |
杉田 敦 | |
平凡社 |
超国家主義の論理と心理 他八篇 (岩波文庫) | |
古矢 旬 | |
岩波書店 |
下手が10回打てば痛いですけど1本も取れないことはよくあります
介者剣術も入っているので1本の条件が厳しいそうです
この国の政治化の識字レベルには大変に驚きますが、ロシアは原油安や人口減などもあり、北方領土に関しては単純に譲歩すればいいというわけでもないと思います
ただし、人口減で土地の維持が難しいのはこちらの方が深刻ともいえますが
剣においては狂人に対しても常人に対しても、相手をしないことが勝つために必要な要素であることを理解しなければいけない
相対せず、しかし合和する
国民が白は白、黒は黒、バカはどうでもバカ、ときっぱり判断するようにならないとどもならんでしょう。