釧路湿原・温根内ビジターセンター。鶴居村温根内。
2022年6月13日(月)。
道の駅「白糠」で起床。本日は釧路湿原西部の温根内での湿原見学散歩から開始した。自宅で釧路湿原見学を検討していたとき、ポイントが把握できず最低限にするつもりだったが、現地で入手したリーフレット類を検討し、釧路湿原東部の細岡展望台からのポピュラーな自然風景は当然として、実際に湿原内を散歩できるのは温根内だけだと分かった。
温根内ビジターセンターは火曜休館、昨日は大雨だったが本日は曇天なので都合がいい。
温根内ビジターセンター駐車場。9時開館のところ、8時50分ごろ到着。ビジターセンターへは300mほどの下りの道となる。
当然ながら、開花状況をチェックした。
鶴居村営軌道は、大正12年の関東大震災後の救済事業として、内務省北海道庁により鶴居村への入植が行なわれ、交通機関の充実化に向けて殖民軌道(軽便鉄道)が敷設されたもの。
根室本線新富士駅から分岐し、湿原の西端を走り、鶴居を結んでいた(雪裡線:新富士〜中雪裡28.8km、幌呂線:下幌呂〜新幌呂19.3km)。
この鶴居村営軌道は、昭和43年に全線廃止され、温根内〜北斗間の湿原脇の軌道敷は釧路湿原探勝路となっている。
案内図。1周はせずに、バリアフリー木道部分でヨシ・スゲ湿原(低層湿原)を通過し、ミズゴケ湿原(高層湿原)の一部を見学して、往路をそのまま帰ることにした。偶然一緒になったバスツアーも同じ行程だった。
ヒメカイウ。
ヨシ・スゲ湿原(低層湿原)。常に水に浸っているような場所に形成される。
ヤチボウズ。
ミツガシワ。
ミズゴケ湿原(高層湿原)。枯れた植物が堆積した上にミズゴケが生育し、そのマットの上に様々な植物が育つ。
ワタスゲ。
この地点から引き返す。
ヤチボウズ。
ヨシ・スゲ湿原(低層湿原)を通って駐車場へ帰る。
10時ごろ駐車場を出て、釧路市内の和商市場の勝手丼を食べに向かった。