雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

新しい妹

2007-08-02 22:48:34 | コト
夜。
ゆっくりと更けていく夏の夜。
ごはんも終わり、第一回夜の運動会も終わり、まったりした夏の夜。

ねこがこういう表情のときは、たいてい素直に人の話を聞いてくれる。
(聞いているふりをしてくれる。いや、聞いてくれているような気になる)











ことちゃん、
実は、ことちゃんにまだいってないことがあったの。




  なあに。話してみるといいんだよ。




実はね、あなたには、りつくん以外にも兄弟がいるのよ。
しかもね、今までことちゃんは末っ子として猫かわいがり
されてきたでしょう?
だけど、あなたは末っ子ではないの。
あなたにはもう一人妹がいるのよ。
今日はその子を紹介するわね。


妹のいもちゃん。
とても甘えん坊な子だから、面倒見てあげてね。




                       う~ん、ことめちゃ~ん♪

  やたらでかいじゃないのよ。




                         ことめちゃんらぶ~。

  しょうがないわね。にーなんとまとめて可愛がってあげるわ。




社会人3年目のいもちゃんは、平日に積み重ねたストレスを
ことまくらで解消している模様。
週末になると『もふもふ申請書』なるものが送られてきて、
『ねこ連れて帰ってきて~』という電話がかかってくる。
ひどくなると、『ねーちゃんはいいからねこだけ貸して』となる。
し、しどい・・・。