雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

セミを食うねこ

2007-08-22 22:10:10 | コト
先日も少し触れたが、ことがセミを取ることを覚えた。

うちではベランダにすらほとんど出さないので、
セミや鳥が通るたびに、網戸越しに期待いっぱいの
まなざしで外を見つめている。

夏休み中、ねことともにずっと実家に帰っていたのだが、
そこで、ハンティングの楽しさを覚えたらしい。










母がベランダに出た一瞬の隙をついてベランダへ脱出!!
しかし母は、大変おおらかな性格で(おおざっぱというか、
放任主義というか、ことが喜ぶならそれでいっか♪という
考えの持ち主のため)、ことの脱出を笑顔で見送ったらしい。

数分後、ビービーなくセミをくわえ、意気揚々と帰宅した
ことをたいそう褒め、ご丁寧にセミがセミでない何かになるまで
その一部始終をデジカメに収めてくれていた。
(残念ながらその証拠写真のほとんどが、彼女の性格同様
ビミョーにぼけているが、仕方ない。)

帰宅した私に嬉々としてことの偉業を語り、見せてくれたのが
これらの写真。









それにしても、こと、セミ捕まえるなんてやるじゃん!
2ヶ月になる前から温室育ちのくせに、やればできる子
だったんだね。
やはりねこのDNAには狩猟の記憶が刻まれているのだろう。
誰に教えられるでもなくセミを食ったことを、ちょっと
見直した。








いい夏休みを過ごすことができたね、こと。

あ、お前は毎日が夏休みか…。