マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

『豫園飯店』

2010年06月02日 | お気に入りの店

 昨日(6月1日)、「名代 久寿餅」を買い求めた後、昼食に「豫園飯店」に向かいました。私は、ここへは飛鳥山での花見の後に訪れた4月2日以来です。

 都立向丘高校に14年、続いて鷺宮高校に9年勤務して、
間もなくあと1年で定年を迎えようとして頃、向丘高校時代によくやっていた「飛鳥山花見の宴」が懐かしく思い出され、再びその宴を張れればと考え始めました。呼びかけようとする方々は既に皆向丘高校を去り職場はばらばらです。ハガキで「何日何時から飛鳥山で花見の宴開催」と連絡したにしても、雨だと困ります。場所が漫然とした連絡では実施場所に到達出来ない人が出るかも知れません。又もっと遅い時間帯なら参加可能と言う御仁もおられるかも知れません。色々悩んだ挙句の結論が時間をずらしての”2次会”設定でした。

 そこで思い至ったのが、飛鳥山の直すぐ近くにあり、明治通り沿いの中華料理「豫園飯店」です。それに先立つ数年前、散歩の折りに立ち寄ったお店で、本格的上海料理店なのですが、値段がお安く味が私にはピッタリ(後で日本人好みにアレンジしていると知りました)。室内を良く見ると壁に朝日新聞1997年6月12日版が張ってあり、「味な店」として紹介されてもいました。ここを2次会場に決め、以来毎年の花見の後の宴はここ「豫園飯店」で、10数人は参加する会が続いています。最初の一歩はもう9年も前の事です。
 個人的にも家族で年に4.5回は利用していました。美人の中国人ママさんの丁寧で親切な対応に魅かれたのかも知れません。友人・知人にこのお店を紹介もしました。ただ最近は「やねせん」に通う事が多くなり、そこでの、安くて美味しいお店を2つほど発見し、いささか「豫園」からは足が遠ざかっていました。

 家人と訪れるのは1年振りです。入店が12時少し前。12時を過ぎるとあっという間に席が埋まっていきます。席は、テーブル席が7つと8人掛けの丸テーブルが2つ。12時10分過ぎには満席となり、後から来店のお客さんを丁重に断っていました。地元の勤め人に絶大の人気を博し、愛されているようで私達も嬉しくなります。
 ランチが700円とともかくお値段が安い。私達も2人で1400円台の昼食代で済みました。雑誌「散歩の達人」にも紹介され、その記事が貼ってありました。会計の際「繁盛していますね」とママに語りかけると、「お陰様で」とにっこり微笑みました。もう一人の若い中国人の方と二人、チャイナスタイルで甲斐甲斐しく姿、美しいと感じました。家人とは「王子は安い店が多く定年退職者に相応しい街だね」と話が合っています。