マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

今だから、語れるが・・・

2013年12月21日 | 身辺雑記

 11月19日(火)、高校時代からの友人瀧川さんと奥高尾を縦走した日のこと。山歩きも終点の相模湖駅に近く、与瀬神社を背にして、中央高速道路を跨ぐ橋を越え、下り階段にかかった時、クラッと来て階段から滑落してしまった。10段は落ちただろうか。それも”尻制動”ではなく、”顔面制動”で。
 この様な滑落は初めての経験である。尻から落下するなら、3・4段で止まるだろうが、頭から落ちていくときは、身体を手では止められい事を初体験した。もろに地面に叩きつけられて止まった。眼鏡のフレームは曲がり、両膝からはかなりの出血だ。多分骨折もしただろうという痛さだった。漸くに立ち上がって正面を見ると、運の良いことに目の前にコンビニがあり、包帯とバンドエイドを購入し、瀧川さんに手伝ってもらい、応急手当をして、出血は止めた。
 
 翌日整形外科へ行き、手と膝のレントゲン撮影をした。右手小指付根が相当痛かったので、多分骨折。膝のお皿にヒビが入っていないことを祈った。撮影後、医師に開口一番「骨に異常はありませんよ」と言われ、嬉しかった。「しかし、膝は内出血が酷く、最低でも2週間は治療を要します」と宣言され、「あまり出歩かないように」と釘を刺された。
 ほっとした反面、困ったなとも思った。数日後には「佐多稲子文学散歩」の案内役や家人との京都旅行を控えていたのだ。これらを中止したくはなかった。ママよと、医者の忠告に背いて、計画は実行してしまった。
 京都旅行の途中でかなり膝が傷み、帰京後すぐに医院へ出掛けた。膝の様子を診て、先生は顔を顰め「散歩のし過ぎではありませんか」と言った。私は京都旅行には触れずに「はい、その通りです」と。その後は自重したのが良かったのか、4週間後の一昨日、「これで治療は終わりです」と相成った。
 これらの様子をブログに書くと心配をかけてしまうので、数名の方に様子を伝えたに過ぎなかったが、今となっては”解禁”か。

 滑落の原因は、徒歩4万歩から来る疲労か。ハタマタ、この2年に3度も事故を起こす粗忽さか、あるいは自身の足への過信から来るものか。いや年齢からくる事かも知れない。不幸中の幸いを感謝しよう。程なく早朝散歩の復活。