マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

「東京歴史散歩」で四谷へ実踏

2018年10月23日 | 東京散歩

 今年の、都高教退職者会主催「東京歴史散歩」は、週末の27日に”四谷界隈を歩く”を実施する。イベント担当の私は、6月頃から今年はどこにしようかと思案し始め、迷った末に、2度ほど散策したことのある四谷と決めた。上野勝さん著『江戸と東京の坂』に触発されて、坂を中心に四谷近辺を散策したのは6年前の3月26日のこと(2012/3/314/2のブログに)。面白さが凝縮された街だった。
 ただ、随分前のことで、歩いたルートを忘れかけていたので、4度ほど実踏に出掛け、20日が最後の実踏となった。





 今回のルートの概略を記すと、
 新宿御苑新宿門→玉川上水暗渠→大木戸門→須賀神社(三十三歌仙絵)→愛染院(塙保己一墓)→戒行寺→朝日橋(新御所トンネル)→西念寺(服部半蔵墓)→「わかば」(たい焼き)→懇親会(源源飯店)
となる。(写真:新宿門と大木戸門の間で)



 実踏で行った所・行ったこと
 ①玉川上水暗渠・・・新宿門から大木戸門の間の、新宿御苑外周部をかつては玉川上水が流れていたが今は暗渠。露天掘りの上水はここからは石樋で江戸市中へ給水され、飲料水等に利用された。現在はそれを記念して清流が流れている。大木戸門脇には記念碑が建てられている。
 ②塙保己一等の墓・・・幾つかの寺を巡るが、歴史上の人物の眠るお墓のある場所は知らなかった。その在処を実踏で知った。服部半蔵の墓を訪ねるとその隣に家康の長男岡崎信康の供養塔があった。塙保己一の墓に詣でたときにはお線香を購入しその場所をお聞きした。(写真:岡崎信康供養塔)
 ③地図を手に入れた・・・「新宿歴史博物館」と「鶴巻図書館」で”四谷”の地図を合計13部ほど頂いた。






 ④親睦会・・・2週間前の土曜日に出掛けたのが「源源飯店」。土曜日は客がまばらで、8階からの眺めが素晴らしく、速断でここと決め8名の予約をした。(写真:店主曰く・・・この様な風景が望めるときもあります)






 退職者会のニュースで「歴史散歩」を知った、元向丘同僚の真中さんから電話があり、「資料を用意しましょうか」とのこと。ご厚意を有難くお受けし、送られて来た資料5部を印刷し綴じ終えた。所々で彼に解説して貰う積りだ。
 あとは好天を祈るばかりだ。

 今日の二葉:晴天の21日、上は朝6時に撮影の富士。下はその1分後の富士。