10月21日(水)、今日までが快晴というこの日、「国営昭和記念公園」でサイクリングをしてきた。この公園へは10数年以上前にミニクラス会で行ったことがあり、銀杏並木の黄葉が見事だったという微かな記憶が残っている。
折り畳んで室内に置けるのが“ミニベロ”購入の大きな理由だが、もう一つの理由は電車やバス内に持ち込みが可能という点にあった。自転車を走らせては行けない遠い場所でのサイクリングもやって見たかった。自動車運転が可能だったときは、後部座席に自転車を積んで諏訪湖まで行き、そこで湖一周のサイクリングをしたこともあったが・・・。
この日の行程は、駒込富士前→(都バス)→JR御茶ノ水駅→(中央線+青梅線)→西立川駅
西立川駅で下車し、改札を出ると、そこが8つある公園入口のひとつ「西立川口」だった。ミニベロは軽いとは言え袋詰めにして10キロはあり、持ち運びに便利ではない。西立川下車までにも相当難儀した。駅から公園入口まで至近距離の西立川口がベストと判断していた。65歳以上210円という入園料を払い、売店傍で袋詰めからミニベロを取り出し、袋はコインロッカーに仕舞い出発しようとした。 ところが、サイクリングコースに関する説明が全くない。そこで係員と思しき方にコースの質問をすると、「ここは自転車を持ち込んではいけないエリアです。自転車利用の方の入口は別にあります。今日は仕方ないのでこのままコースに案内しますが、次回からは間違えないでください」と言われながら、サイクリングコースに誘導された。後で分かったことだが、入園の際、自転車を袋詰めにしていたので、受付では何を持ち込んだか分からず、入園チェックに引っかからなかったのだ。
コースまで来ると案内板がしっかりあり、走行開始。この公園兎に角広い。立川市と昭島市にまたがる165haもの面積は東京ドーム45個分もの広さ。その公園の一番外側を、公園を包むようにサイクリングコースが作られている。外周コースは5キロはあるだろう。サイクリング専用コースの全長は14キロとも。今回は下見の積りなので全コースは回らず「こもれびの丘」で引き返したきた。 スピードを出すサイクリストは少なく、家族連れが多かった。荒川では開放的空間を走ったが、この公園では鬱蒼とした樹々の間を森林浴しながらの走行となる。こもれびの丘にはテントが張られ、ここでの楽しみ方は四季折々に多彩であるようだ。
レンタル自転車には二人乗りもあった。自転車に殆ど乗ったことのない妻にその経験をさせるのも良いなと思った。銀杏の見ごろは11月中旬とかで、もう一度訪れようとも思いながら帰宅した。