マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

算数のプログラムを作り始める

2018年09月10日 | 数学

 昨年の8月に、知人宅で知り合った、小学生の子どもさんをお持ちのお母さんから「子どもが算数が苦手で困っています。どうすれば良いのか何かヒントを下さい」と問われた。その後のメール交換で「たし算」と「ひき算」が苦手と知り、エクセルのマクロ機能を用いての横計算の「算数プログラム」を作成した。そのプログラムを子どもさんが使い出した時から1年が過ぎていた。
 今年も8月にお会いし、最近の様子をお聞きし、3けた~4けたの、筆算によるひき算や時計の計算で苦労していることを知り、昨年と同じように反復計算のプログラムを作ろうと思った。しかし、私の考え・想いは昨年とは少し変わっていた。作ろうとしているプログラムはその子どもさんだけでなく、今2歳の孫の、将来の算数学習に役立つかもしれないと思い始めていた。“爺バカ”の一種だ。
 最近よく話し掛けてくる、マンション内の元気な小学1年生も「算数が嫌い」と言っていたな。それならば小学校の算数の全域の中で、特に反復計算の分野のプログラムを、エクセルを用いて多く作っておけば、いずれ役に立つ子ども現れるだろうと考え始めていた。そこで三省堂で、小学校で使用されている算数教科書のうち1年生~3年生分を購入して来た。
エクセルの色々な関数やマクロ機能を組み合わせて、小学校算数の多くをカバーする計算プログラムを作ろうと考えて始めてもいる。手始めに、まずは、相談を受けた子どもさんに使ってもらおうと「縦計算」プログラムを作り始め、一昨日完成した。




 
そのプログラムのパソコン上での一画面を右に乗せた。紙での計算の様に繰り上げを書き込むことは出来ないので、その部分は暗算に頼り、数値を1の位から順次3の位まで入力する。正しい答えが入力されたときのみ“正解〇です”が返ってくる。


 20問全問正解だと“大変良く出来ました”となる。このプログラムは2週間ほど前に送ったプログラムの修正版で、子どもさんにはこちらのプログラムに慣れてほしいと思っているが、果たして面白がるか否か些か不安。
 民間の算数・数学教育では「公文式」が特に有名で、多くの小学生や中学生がその教室に通っているし、その経験がある人も多いだろう。先生が教えることなく、自分で段階的に計算力を高めていくことが出来るシステムが完成されている。そのシステムと比較して、私が作成したプログラムは、パソコンを使用し、自宅で自力のみで計算が出来る点に特徴がある。先生に採点してもらわなくとも自動的に“採点”が完了する。更に計算をしたいときにはもう一度マクロを機能させればよい。紙の節約にもなる。
 ここで自分のプログラムの自慢をしようというのではない。段階的にきめ細かく問題が配置されている公文式とでは比較にはならないが、自宅で何度も計算を繰り返したい子どもさんのお役に立てるかも知れないプログラムと語りたいのだ。それはいずれ小学生になる孫の役に立つかも知れない。

 今日の一葉:9月8日~9日は天祖神社祭礼。富士神社境内に置かれた富士前町会の神輿 


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