大江戸科学捜査八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ@山本巧次
あらすじ(「BOOK」データベースより)
新規オープンする美術館の目玉の一つ、葛飾北斎の肉筆画に贋作疑惑が浮上した。江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳=おゆうは、真贋をはっきりさせるため、江戸で直接北斎に尋ねてみることに。しかし、調査を始めた途端、絵の売買にかかわった仲買人が死体で発見された。同心の伝三郎たちから疑惑を持たれながらも、おゆうは現代科学と北斎の娘・阿栄の助けを借り、事件を追いかける。
シリーズ3作目 大江戸科学捜査八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢の読書感想文はこちら。
今回は現代からの依頼で江戸での捜査を始めるおゆう。新しいパターンだわ。それが伝三郎に伝えられないから、事件、それもただの事件じゃなくて殺人事件が起こったときの伝三郎のピリピリ感、おゆうの焦り、これがもうハラハラしちゃいました。北斎の絵が本物だ贋作だといろいろめぐりめぐってややこしいものの、私の頭が?になると、誰かの頭も?になり、何かと会話や心境で説明があったので、何とか読めたかなぁ。最後はうっすらそうかなという方向で解決。が、おゆうが最後の疑問を片付けるあたりはさすがです。現代でも依頼主に事件の背景を考えさせるところもさすがです。そしていつもの伝三郎の回想ね、これがやっぱり次が読みたくなる肝なんだなぁ。今回はおゆうにとっての現代、伝三郎から見ると未来からの依頼ってわかっちゃってて、おゆうのことをどう守ろうか考えてる、優しさと愛がいっぱいの回想でした。そして、私が好きな現代科学の分析担当の宇田川ね。やっぱ彼、いいわ。言葉や態度はぶっきらぼうだけど、おゆう、いや優佳のためを思ってるのがよくわかるもん。さてさて、次も楽しみだわ!
あらすじ(「BOOK」データベースより)
新規オープンする美術館の目玉の一つ、葛飾北斎の肉筆画に贋作疑惑が浮上した。江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳=おゆうは、真贋をはっきりさせるため、江戸で直接北斎に尋ねてみることに。しかし、調査を始めた途端、絵の売買にかかわった仲買人が死体で発見された。同心の伝三郎たちから疑惑を持たれながらも、おゆうは現代科学と北斎の娘・阿栄の助けを借り、事件を追いかける。
シリーズ3作目 大江戸科学捜査八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢の読書感想文はこちら。
今回は現代からの依頼で江戸での捜査を始めるおゆう。新しいパターンだわ。それが伝三郎に伝えられないから、事件、それもただの事件じゃなくて殺人事件が起こったときの伝三郎のピリピリ感、おゆうの焦り、これがもうハラハラしちゃいました。北斎の絵が本物だ贋作だといろいろめぐりめぐってややこしいものの、私の頭が?になると、誰かの頭も?になり、何かと会話や心境で説明があったので、何とか読めたかなぁ。最後はうっすらそうかなという方向で解決。が、おゆうが最後の疑問を片付けるあたりはさすがです。現代でも依頼主に事件の背景を考えさせるところもさすがです。そしていつもの伝三郎の回想ね、これがやっぱり次が読みたくなる肝なんだなぁ。今回はおゆうにとっての現代、伝三郎から見ると未来からの依頼ってわかっちゃってて、おゆうのことをどう守ろうか考えてる、優しさと愛がいっぱいの回想でした。そして、私が好きな現代科学の分析担当の宇田川ね。やっぱ彼、いいわ。言葉や態度はぶっきらぼうだけど、おゆう、いや優佳のためを思ってるのがよくわかるもん。さてさて、次も楽しみだわ!