食・飲・読の日記

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ハロー・グッドバイ 東京バンドワゴン@小路幸也

2023-02-19 18:02:47 | 本(さ)
  ハロー・グッドバイ 東京バンドワゴン@小路幸也 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
田町家が取り壊され増谷家・会沢家として生まれ変わろうとするなか、ついに“かふぇ あさん”の夜営業が始まる。見慣れないお客さんとともに、不思議な事件も舞い込み…。そして、藍子とマードックのイギリス生活にも大きな転機が。さまざまな変化や初めての試みに、堀田家は「LOVE」を胸に挑んでいく。人気シリーズ待望の第17弾!




東京バンドワゴンシリーズ第17弾
第16弾 グッバイ・イエロー・ブリック・ロードの読書感想文はこちら
まずは登場人物相関図をじーーーーーっくり見て確認し、記憶を呼び覚ます。えぇぇぇっと‥ もう人数が多すぎる‥ ついていけなくなってる‥
が、気を取り直して、他界しているサチによる家族の紹介から読み始めると、じわじわと記憶がよみがえる! 完ぺきではないけれど、全体像はつかめる!! もう私も堀田家の一員!!!

春夏秋冬と4話からなるおなじみのパターン。そして朝食の風景も、家族の会話のみで構成されているおなじみのパターン。この会話、大好き。ただただ会話を「」でつなげて書いているのに、だれが何をしゃべっているかわかるって、ほんとすごい。けど、これだけ大勢になると、よーく読み込まないとだれがだれだかわからなくなるときがあったよ、今回も‥ って読み込んでも?となったところもあったよ‥ ま、気にしない気にしない。っていいのかそれで‥

春のお話は、秋実さんを知っている人と堀田家は縁を持つことに。うそでしょって感じだけれど、それが東京バンドワゴン。
夏のお話、カフェと古本屋の夜営業を始めるという変化が。堀田家も、みんな成長しているから、それに伴い臨機応変に対応していくんだな。
秋のお話、また秋実さんにかかわるストーリー。思いがけないところで人の輪がつながる、それが東京バンドワゴン。
冬のお話はちょっとしんみり、生きていればこそ別れあり出会いあり、そこから希望も生まれる。

今回は、今回も、か。堀田家らしさ全開。人と人とのつながりが果てしなく続いていく。冬のお話が胸にぐっと来たな。ちょっとマンネリ化している気がするけれど、それこそが東京バンドワゴン、続きをまた読むだろうな。


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