食・飲・読の日記

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僕が恋したカフカな彼女@森晶麿

2018-11-14 17:52:51 | 本(ま)
  僕が恋したカフカな彼女@森晶麿 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
深海楓は架能風香に恋文を渡し、それは見事に振られた。「あなたの手紙には誤字が四十二、脱字が十四、文法的誤りが三十六、語の選択の誤りが七十八もあるわ」彼女は大変な読書家だった。食い下がる楓に、風香は一言。「ならーカフカにおなりなさい」彼女の敬愛するフランツ・カフカを目指し小説を書き始めた楓のもとに、級友から持ち込まれる不可解な謎。「彼女が突然消えてしまった」「姉が芋虫になった」そんな馬鹿な。しかし風香は冷静に鋭い観察眼でヒントをくれる。ヒントは常に、カフカにありー?




恋文の間違いを指摘され、あげく「カフカにおなりなさい」と。そんなことを言われて恋に落ちるのかね、高校1年生男子が。しかも中学時代はモテモテのいけてる男子だったけど、高校ではわざと天然の寝癖クンってねぇ。惚れられる女子はカフカに依存していてヘルメットをかぶっているってねぇ。そこにカフカの小説が絡んできて、私の頭の中は????? 全体的にややこしいけど、ラブコメとミステリのミックスと感じました。高校1年生男子・深海楓はすんごく理論的で頭がいい! 女子・架能風香は鋭い分析をしながらも現実的な解は見いだせない。そのやりとりが純粋で不思議でおもしろい。お似合いのふたりなんじゃない!? ミステリとしても楽しめました。作者あとがきに黒猫とか出てきてまたまた??? 他の作品に出てくるみたいです。

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