そうはいかない@佐野洋子
あらすじ(「BOOK」データベースより)
この本は、見事な「変愛小説集」だ。といってもフィクションとエッセーの間を行ったり来たりする不思議な作品ぞろい。これを物語エッセーと名づけることにしよう。母と息子、母親と私、見栄っぱりの女友だち、離婚した美女、イタリアの女たらし、ニューヨークの日本人夫婦…自らの周りにいる愛すべき変人奇人たちを、独特の文体で活写した傑作33篇。イラストレーションも多数収録。
すごく読みやすい本でした。最初の「めがね」。女同士だとこういうエンドレスでリピートしちゃうことあるよなと思いつつ、次から次へとすらすら読んでしまいました。佐野洋子さんご自身の話が入ったりするので、現実のこととそうでないことがごちゃ混ぜになって、でもよく読むと現実かどうかは判断できるし、現実とフィクションが織り交ざってる不思議さが面白くもありました。
「愛は勝つ」がとても好きな作品でした 若いカップルの生真面目さや緊張、お父さんのやり場のない苛立ち、その間をとりなそうとするお母さん。それぞれの気持ちが手に取るようにわかり、心が温かくなり、なおかつ思わず笑ってしまう作品でした
あらすじ(「BOOK」データベースより)
この本は、見事な「変愛小説集」だ。といってもフィクションとエッセーの間を行ったり来たりする不思議な作品ぞろい。これを物語エッセーと名づけることにしよう。母と息子、母親と私、見栄っぱりの女友だち、離婚した美女、イタリアの女たらし、ニューヨークの日本人夫婦…自らの周りにいる愛すべき変人奇人たちを、独特の文体で活写した傑作33篇。イラストレーションも多数収録。
すごく読みやすい本でした。最初の「めがね」。女同士だとこういうエンドレスでリピートしちゃうことあるよなと思いつつ、次から次へとすらすら読んでしまいました。佐野洋子さんご自身の話が入ったりするので、現実のこととそうでないことがごちゃ混ぜになって、でもよく読むと現実かどうかは判断できるし、現実とフィクションが織り交ざってる不思議さが面白くもありました。
「愛は勝つ」がとても好きな作品でした 若いカップルの生真面目さや緊張、お父さんのやり場のない苛立ち、その間をとりなそうとするお母さん。それぞれの気持ちが手に取るようにわかり、心が温かくなり、なおかつ思わず笑ってしまう作品でした
佐野さんの著作は読んだことがありません。
いずれトライしてみようと思います。
先日ご紹介のあった乃南さんの「いつか~」を
感心しながら読みました。
続編も読み、次も(図書室にあるのを)確認して
いるので、楽しみにしています。
(待っていないって 失礼いたしました)
佐野洋子さんの本は、私も初めて読みました。
現実の部分が描かれている作品では、佐野さんの素が垣間見えておもしろかったです。
佐野さんは、正直で面白くて人間味あふれる人なんじゃないかなぁと思いました。
乃南アサさんの「いつか~」シリーズ、私も図書館で予約中です