徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…其の三十二「自生サトイモ・ムラサキシキブ・スベリヒユ」

2007-07-28 17:10:30 | 植物
 散歩道を歩いていると…まさか…と思うような植物に出会うことがあります。
殊に人があまり降りては行けない高い護岸に囲まれているところで、下の方にそのような植物を発見した時には、驚きとともに…どうやってここに…という疑問も湧いてきます。
                                               
 この植物もまさにそれ…。
見ての通りのサトイモなんですが…これがものすごく大きい…。
doveんちのサトイモの5~6倍はあろうかと思うくらいのでかさです…。
うちのサトイモはせいぜい一番下の葉っぱくらいあればいい方…。
この大物が川縁に自生しているのです。

 誰かが世話をしているわけではありません…。
川の両側には鉄柵が設置されていて、それを越えなければ川岸へは降りられないようになっています。
川の両側はコンクリートで固められており、高さはおよそ5~6m、所々に備え付けられている鉄製の足懸りを利用しなければ、とても降りられないところ…。

たまには大物鯉を狙って、釣り人が降りてはいますが、そんなところでサトイモを作る人もいないでしょう。

人がゴミとして捨てたイモなのか…畑から流されたイモなのか…。

何れにせよ…育てているのはこの川の流れ…きっと栄養豊富なんでしょうね…。

  

 この花はムラサキシキブ…だと思います。
よく似たものに、庭でよく栽培されているコシキブという植物があります。
これも一般的にはムラサキシキブと呼ばれているらしいのですが別物のようです。

 違いは葉っぱで、ムラサキシキブは葉っぱ全体に鋸歯があり、コシキブは葉っぱの先の方に鋸歯があるそうです。
画像の植物には葉っぱ全体に鋸歯があるので…多分…ムラサキシキブでしょう。

 花のあとには綺麗な紫の実を付けてくれるでしょう…。
撮影に来るのが楽しみです…。
                                              
 コンクリートの散歩道の上にスベリヒユの花が咲いていました。
ここには…隅に溜まったほんの少しの土を頼りにいく種もの雑草が生えています。
スベリヒユは日当たりの良い場所には何処にでもある草ですが…他の場所では花はまだこれから…doveが見た今年初めての開花です…。

子供の頃、doveが飼っていたウサギは庭へ出るとよくこの草を齧っていました。
ウサギがみんな…この草を好んで食べるかどうかは…分かりませんが…。

 梅雨があけたせいかどうか…今日も朝からずっと暑いです…。
お蔭で洗濯物はよく乾きますが…喉の方もよく渇き…水やらお茶やらどんどんなくなります…。

こう暑いと昼間はなかなか…散歩に出られません…。
昔に比べてかなり気温が上がっているせいなのか…doveの体力低下のせいか…。

子供の頃は夏なんて平気だったのになぁ…。