徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…其の三十三「コニシキソウ・オオニシキソウ・ニシキソウ」

2007-07-29 15:30:00 | 植物
 ここ数日、暑い日が続いているので、散歩道に植えられてある木々も、自生している野草たちも、少しばかり茹だりぎみ…。
風はあるのですが、熱を帯びていて、埃っぽい感じがします。

こうなってくると…木陰もあまり涼しげではありません…。
夕方あたり…ひと雨…ってのが理想ですが…今日は降らないそうです…。
                                                
散歩道は砂利とコンクリートで作られてあるようで、雨が降ってもぬかるんだりはしませんが、逆に、日照りの時には照り返しがかなり強くなります。
歩いていると靴の裏から熱が伝わってくるようで、まるでオーブンの中でじっくり焼かれているにでもなったような気分です。

 そんな歩道にぴったりと張り付くようにして生えている植物があります。
ニシキソウの仲間です。
炎天下でも、どんどん分岐して勢力を伸ばしていきます。
下が土ならまだしも、焼け付くようなコンクリートの上で、よく枯れないでいられるなぁ…。

  

 以前UPしたアレチノギクの時もそうでしたが、同属の植物の中にはどっちがどっちだか、ほとんど見分けのつかないものがあります。
この丈夫な植物もそのひとつで、よく似たものが4種類ほどあります。

今回UPした画像は上から、オオニシキソウ・コニシキソウ・ニシキソウ…。
もうひとつハイニシキソウというのがあるらしいのですが、見つけられませんでした。
画像が小さくてちょっと見難いので申しわけないのですが、オオニシキソウは地面を這うというよりは、少し首をもたげ気味に起き上がった感じで伸びていきます。
コニシキソウとニシキソウは地面を這います。
                                                
 ニシキソウについては…実は自信がありません。
画像のニシキソウはdoveの知っているものより、形はずっとコニシキソウに近いのですが、コニシキソウの特徴である葉の中央の斑紋がなく、ニシキソウと判断しました。
ニシキソウにも斑紋はあるらしいのですが、ほとんど目立ちません。

 もうひとつは子房に毛が生えているかいないか…。
ニシキソウの子房にはには毛がなく、コニシキソウには毛が生えているのだそうです…。
これはdoveの老眼では確認できず、拡大してもみましたが、画像が小さ過ぎてボケるだけで、確認できませんでした。
ごめんなさいね。

doveの判断が間違っているかも知れませんから、もし違っていたら教えて下さい。
植物を見分けるのは、いつもながら、本当に難しいです。

こんな具合ですから…自分で判断した野草は…絶対…食べられませんな…。