徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第三百十四「大漁…! カワセミ幼鳥」

2008-12-25 17:37:17 | 生き物
 今日はカワセミの大食振りを少しだけ御覧に入れちゃいましょう…。
被写体が遠過ぎて相変わらずのボケ画像なんで…よく分からなかったら御免なさい…。

  

 まるでジョウビタキのように見えるこの子…。
ヤブの傍に居ると判別がつき難いのですが…カワセミの幼鳥です…。
まだ御腹の色が斑のある茶色で…羽の色もくすんだ濃い目の青緑です…。
doveも危うく見落とすところでした…。
川の中の魚を狙っています…。

  

 葦の茎から川に飛び込み、大きな魚をゲットして、ブロックの上に戻ってきました…。
分かりますか…?
胸の辺りの白い部分…これ全部魚の胴体です…。

  

 横から見ると…こんな感じ…。
自分の身体よりも丈の長い魚です…。

  

 カワセミの嘴と顎の力は侮れませんね…。
自分の丈よりも大きい魚を軽々銜えて飛んで行きます…。
すぐ近くの藪の中へ着地しました…。
草の枯れ茎にとまっています…。

  

 魚…デカ過ぎ…。
さすがにすぐには飲み込めないようで…とりあえずは魚をノックダウンさせるために振り回します…。
ブロックに居た時にブロックでダウンさせれば楽だったのにね~…。
成鳥がブロックに打ち付けているところを何回か目撃したことがあります…。

  

 カワセミがひとところに長い時間居ることは珍しいのですが、獲物が獲物だけになかなか動きが取れないのでしょう…。
doveが観察を始めてから、かなりの回数魚を振り回した頃に、ごんべ絵さんがやってきました。
鞄から取り出したカメラをセットしても、まだその場で振り回しています…。

どうやら…この幼鳥は諦めるということを知らないようです…。
如何でも喰ってしまえ…とばかりに…。

 ごんべ絵さんが何枚か撮った後に、ようよう、飲み込んで…飲んだら飲んだで重くて動けないのか…ごんべ絵さんとdoveがその場を立ち去るまではずっと同じ場所に居ました…。

 食べられる時に食べておかないと生き延びれない…そんな野生がこの幼鳥にも備わっているのでしょうね…。
doveは帰るところ…ごんべ絵さんは行くところ…その後…この子が何時其処を飛び立ったのかは分かりません…。

 幼鳥くん…こんなふうに毎日…御腹いっぱい食べられるといいね…。
きみが無事元気に成鳥になってくれることを祈ってるよ…。