徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第三百六十五「水辺に集まる蝶・ヨコヅナサシガメ・ラミーカミキリ」

2009-05-22 18:11:58 | 生き物
 好天続きで浅瀬の水量の少なくなっている時など、チョウたちが川の砂地の湿った場所に集まっていることがあります…。
水分補給のために砂地に滲み込んだ川の水を吸っているのではないかと思います。
こうしてみると蝶が吸うのは蜜ばかりではないんですね…。

   

遠くて的が小さいので細部まで確認できませんが…多分…ナミアゲハでしょう…。

   

   

   

これはアオスジアゲハです…。
doveは蝶や蛾はあまり好きな方ではありませんがアオスジアゲハは大好きです。

   

こちらは…カラスアゲハではないかと…。
これも好きな蝶です…。

他にも小さ過ぎて画像はありませんがシジミチョウ類が来ていました。
散歩道の川にはこんな場所がいくつかあります…。


 ところで…こんな虫を…見たことありますか…?
黒と白…でなかなかオシャレな虫なんですが…。
桜の樹にうじゃうじゃと湧いていました…。
光沢があって…けっこう大きな虫です…。
2cm以上はあるかな…。

   

 この虫はカメムシの仲間でヨコズナサシガメといいます。
サシガメ科では最も大きな虫のひとつだそうです。
肉食の昆虫で桜などにつく虫を食べます。
虫の身体に口吻を挿して体液を吸い取るのだそうです。
タガメみたいですね…。
因みにタガメもカメムシの仲間…食性が似ているのかも…。

あまり下手に手を出すとこの口吻を挿し込まれることがあるそうなので、触らない方が無難かもしれません…。

   

赤い模様があるのはまだ羽化前です…。

だいたい100匹くらいは同じところに居るそうですが…確かに異様なほどたくさん居ました…。

これを見てゼル伝のスタラチュラを思い浮かべてしまうのはdoveだけでしょうか…?
スタラチュラのモデルはおそらく蜘蛛だろうけど…何となくこいつのイメージが…。



 散歩道の植物を撮っていたら、突然、こんなのが飛んできました…。
黒とミントの綺麗な虫…。
ラミーカミキリです…。
ミント色の部分は個体によって少しずつ色調が違ってくるそうです。  

   

 doveんちにはよくゴマダラカミキリなどが飛んできますが、散歩道でラミーカミキリを見たのは初めてです…。
ラミーとは麻の一種…ラミーについて日本に入ってきたからこの名がついたとか…。

 背中の黒い模様がジャイアントパンダに似ているといわれています。
画像は横から撮ったものなので分かりづらいですね…。
首の丸い模様が反対側にもあって、背面だけ見ていると本当にパンダみたいな模様なんですよ…。
よかったら上の色の違う文字をクリックして確認してみてくださいね…。

 花の季節から昆虫の季節へ…。
四季の恵みを肌で感じながらあっち覘きこっち覘き…。

散歩道はいつも賑やかです…。