アゾフスターリ製鉄所 2022.4.29
ウクライナのイリーナ・ベレシチューク副首相が7日、ロシア軍が包囲する南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から、民間人の女性や子ども、高齢者が全員避難したと発表した。
ベレシチューク氏はソーシャルメディアに出した声明で、「マリウポリでの人道ミッションのこの部分は完了した」と述べた。(AFP)
事実として、無事、避難が完遂されることを祈るばかりだ。
そして、これがロシア軍の製鉄所への総攻撃の予兆でないことを。
破壊され尽くした製鉄所の地下にはウクライナ軍兵士と女性や子ども、高齢者を除く市民が依然として残っている。
悲惨な戦争を何とか止められないものか。
それにしても世界で唯一の被爆国の元首相が「核の共有化」だの「敵基地のみならず中枢も攻撃」などと公然と喋り廻るとは。
日本のメディアの報道の自由度は元首相の長い長い在任中に世界のランクで遙か圏外に去ってしまって、まともな批判は少ない。
自民党が参議院選に大勝するとこの国の政治が軍事力強化に向けたプロパガンダを始める可能性が大きい。
元首相の言動を愚か者と放っておくと術中にはまる。
ウクライナ戦争は遠い所の話でないという気が日々募る。