メディアは国会議員(≒自民党)と統一教会の繋がりにご執心だ。
勿論重要なことだが現象面の単調な追求はやがて徒労感を生み、絶対多数の政権を前に無力感だけが残るのは森友、加計、桜でイヤというほど見せつけられてきた。
野党は臨時国会の招集を両院の議長に要求しているが政府に対する強制力は無く、これまた過去が繰り返される。
この閉塞感はどうしたものだろう。選挙で野党が勢力を伸ばすより方法は見つからないが暫くはこの機会も無さそうだ。
このまま行くと、自民党の手練手管により野党は蒸発してしまうのではないか。
残る手段は国会の閉会中審査だが、これまで成果はあまりない。
省庁の担当職員を厳しく追及しても求める書類が出てきたり、爆弾証言が出るはずも無い。
少しは学習効果を発揮して欲しいものだ。
立憲泉代表は野党共闘に汗をかかなくてはならない。
頼みは世論の高まりだが、推進となるメディアには〝大きな力〟が働いていて「寸止め報道」だ。
残るは野党の泥臭い活動しかないのでは。
通勤時間帯に手を振るようなことではなく、最近は見られなくなった街頭演説会、外国記者クラブとの会見、新聞意見広告など、原点に戻った訴える力の復活だ。
政権は「景気」、「コロナ」、「外交」の重要法案等で揺さぶりを掛けてくるだろうけれど、腐りきった土台には何も建たない。
野党が国会で毅然と「審議拒否」を貫けるかどうかどうか、国民の覚悟も問われているような不祥事の続発だ。