2019年4月10日 (対馬四日目 比田勝港→ 韓国・釜山へ)
朝、佐須奈の旅館の廊下で「ホシクイ」のことを詠った色紙を見つけた。
対馬初日の厳原港近くの民宿で夕食にその汁物が出た。
~ 凍てつく朝鮮海峡の海面から体いっぱい大きく口を開いて
降り注ぐ大空の星屑の一つ一つを刈り取るように
熱情を傾けているのだろうか。
この島ではカサゴのことをホシクイとよぶ。 ~
決して見栄えの良くないカサゴの仲間。輝く星と結びつけた対馬の人の感性と網の中で跳ねるカサゴへの漁師の愛情を感じた。
15Km先の比田勝港を目指して霧雨の中を走っていると、通り掛かったトラックから声が掛かった。
前日に海神神社で測量の仕事をしていた二人で、佐須奈で建設業を経営する兄弟だった。
比田勝港から韓国・釜山へは海上50Km。JR九州が高圧水流を噴射して進む水中翼船“ビートル”を運行している。現在はコロナの関係で運休中のようだ。(所要1時間 7,500円)
当日はフェリーターミナルのコインロッカーに荷物を入れ、自転車は苦労した結果、観光協会のスタッフの方のご配慮で市役所の車庫に緊急避難?させていただいた。
釜山から来るサイクリストは直ぐに対馬島内のツーリングに出発するし、比田勝港から釜山に渡るサイクリストは殆どいないので自転車置場が整備されていない。
出港は16:30頃だったか・・・。時間があるので港の近くの温泉で昼食を摂りのんびりした。
ターミナルに戻るとロビーは殆どが韓国人。薬、化粧品などの日用品を仕入れに来る人も多いらしい。
事務室のような出国ゲートを通って乗船。手荷物検査も簡単なものだった。
(つづく)
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47歳の時に自転車を始めたので“八十路ランナー”に惹かれました。59歳の時にロードバイクの草レースからMTBののんびり野宿旅に切り変えて楽しんでいます。僅かでも日々の積み重ねが大事ですね。これからも宜しくお願いします。
僕も実は、ロードバイク・韓国を志した時期があったんです。もちろん釜山に行って、南を回る。結局実現しなかったんですが、韓国は大好きで3回行きました。東南の方の農村は過日日本の田舎に似ているようで、なんかほっとするんです。キムチも「世界に誇れる味だ」と人に吹聴するほどに大好きだし。
「MTBの野宿派」って、目に浮かぶようです。何泊ほどまでやったことがあるんですか? 野宿バイク旅については「ここの、これ読め」といわれれば読みますから教えて下さい。
長いのは2018台湾が3週間でしたが全てツーリストホテルにしました。他は知床→釧路、九州半周、敦賀-能登半島-新潟が長いですがライダーハウスも利用しています。そのうち「私の自転車旅」のカテゴリーに整理しようと思っています。いつまで続けられるか・・・。家族と健康に感謝しながら走っています。
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