今週は農作業ヘルパーだ。
登録している農協から「人手が不足しています。一週間お願いできますか。」との電話が来た。実情は理解しているが、私、「倒れます(笑)。二日やって一日休息でお願いします。」
「分かりました。」ということで、3回の応援にして貰った。人材登録者の自由裁量で農作業の支援を出来るシステムはあちこちで行われていることを昨日一緒に作業をした人から聞いた。とても良い仕組みだ。
27日(火)曇り時々晴
納豆用小粒大豆の除草を手伝った。メインは“犬ほうずき”。成長して直径5mmくらいの黒紫色の実が大豆と共に機械収穫されてしまうと大豆に着色し、“ゴミ”扱いにされてしまう。
まだ芽が出たばかりのもの、小さな花を咲かせているもの、60cmくらいに伸びて既に青い実をつけているもの、様々な成長段階のものが覆い茂った大豆の葉の陰に点在する。
《写真は植物図鑑》
昔の職場で農産品の規格のことを考えたことがある。江戸の頃から細かく定められていて、コメも麦も豆も、、、規格外はそれはそれで用途があって、その取引が商人の“うま味”であった歴史が今にも流れている気がする。消費者なのか、流通業者なのか、もう少し寛容になるには食糧が本当に不足してきた時なのか。
「ゆっくりで良いからしっかり取って。」
主人の指導で慎重に畝を進み、引き抜いて肥料袋に入れ、畑の外に運び出す。朝の8時から夕方の5時まで、農作業は単調である。いつもの事ながら農作業の苦労を多少なりとも実感する。
これからは納豆を噛みしめて食べることにしよう。