奥から流れてきた馬鈴薯が中央でサイズ別に4つの方向に分かれる。2023.10.26
今年のJAの農作業支援もそろそろ終了時期を迎えた。
今、畑に残っているのは、ビート、大豆、小豆。
今年随分通った大根選別出荷作業は終わった。思えば酷暑の夏から4カ月、早い。
それなりに身体が動かせるのは幸せなことだと思う。
昨日はY農場で「原種」馬鈴薯(一般農家が使う種子馬鈴薯を栽培する農家に供給される。種のたね。ややこやしい。)の仮選別作業だった。
規格外などを除いてサイズごとに分別し、大きな袋に収納する。
機械選別されてベルトコンベアを流れてきたものの中には大き過ぎたり、小さかったり、基準と違うものも混じる。
それをベテランの女性がピックアップし、それを本来のサイズの袋に運ぶ作業などだった。あちこち歩く。
11月に本選別をして20Kgの紙袋に詰めてJAに出荷し、指定された種子馬鈴薯栽培農家に配布されて増産されたものが一般の農家で使われる。
なかなか手間がかかっているが、品種の特性が維持されるよう法律でシステム化されている。
不足しないよう、収量とともに、病気の発生に一番気を使うという。
求人アプリで男子学生アルバイトが二人来ていた。
午前中働いて、昼からの講義に出るため帰っていった。
少しでも稼いで親の負担を減らそうとしているのか、好きなことにお金を使おうとしているのか、聞かずじまいだった。
出欠が厳しくて単位を取るのも大変そうだ。
Rugbyの練習の無い月曜日はバイトに明け暮れ、貰った賃金は馴染みの居酒屋にたむろしている寮生と一緒に使い切っていた長閑な学生生活を送れたのは幸せだった。