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2024.12.1 九州公演( 大分iichiko総合文化センター;九州交響楽団 )
指揮者の沼尻竜典さんが作曲したオペラ「竹取物語」がいくつかのオーケストラとの共同制作で上演されている。
月では兎が餅をついていると聞かされ、〝月からの使者〟が牛車でかぐや姫を迎えに来て、地上軍?と弓矢で合戦するシーンを想像していた幼き日々があった。
思えば遠くへ来たもんだ。
・11/23(土・祝),24(日) びわ湖ホール;日本センチュリー交響楽団
・12/1(日)北九州 iichiko総合文化センター;九州交響楽団
・12/7(土)札幌Kitaraホール;札幌交響楽団
・12/15(土)やまぎん県民ホール;山形交響楽団
という日程で、明日(7日)は札幌公演だが法事で上京するので残念。
〝無茶ぶりスケジュールだ〟と札幌交響楽団の「ライブラリアン」さんが呟いていた。
楽譜は高価なものなので楽員が個人で所有することは稀で、楽団が購入し、ライブラリアンと呼ばれる人が一括管理している。
1日に大分で九響が演奏した楽譜が4日には札幌にないとリハーサルに支障が出る。確実性をとって、自身が全パート譜を大分から札幌に運んだとのこと。
スポーツも音楽も演劇も縁の下のプロフェッショナルが支えている。
このオペラではオーケストラからオーケストラへと楽譜がリレーされて演奏されるようだ。因みに、舞台装置の「竹」も旅をしているらしい。
もっとも、北海道には竹が無い。
やがて「竹取物語」の楽譜も各オーケストラでライブラリアンさんが管理し、物語と同じく末永く伝えられてゆくのだろう。