北村のキャンプ場で隣人がチャリ旅だったので声をかけてみた。
大阪から名古屋まで走ってフェリーで苫小牧に上陸し、北村に来たという。
同年代の〝オヤジ・ボッチ・チャリ旅〟キャンパーだった。
夏は避暑で北海道に来ていて、もう7~8回になるという。
温泉の隣の無料キャンプ場を知っているわけだ。
8月初めにニセコでオートバイ旅の友人と落ち合うので、暫く滞在する予定だった。
静岡のオートバイ旅人がこの夏も北海道に来るとのことなので、そろそろ具体化しなくては。
隣人が嘆いていたことがあった。
テントを設営してちょっと離れて戻る道すがら、若者グループの大きなテントがすぐ傍に立っているのが見えた。
週末は混み合うキャンプ場なのでまぁ隣接は仕方が無いと思い近づくと、出入口が御仁のテントの出入口の真っ正面だった。
テント設営で最初に考えるのは出入り口をどこにするかだ。
「真っ正面はないだろう。」
そのとおり。
椅子に座っていると、若者グループは少し離れたところに設営し直したという。
「最初から常識で分かりそうなもの。今の若者の感覚が分からない。」
10年も仕事の現場から離れているオジサンボッチは時代の変化に疎くなる。
どんなことにもマナーや常識、良識があるというようなことを若者達が学んで帰ってくれればいいのですが・・・
気づいてくれたことと思いたいですね。
夜遅くまで話していたり、朝、炊事場でこちらがお早うと言っても黙っているとか。
野外に出ても自分たちの空間に閉じこもっているように見えます。