早朝から小雨が降っている。
自転車散歩は休みだ。午後から福岡へ行くので丁度良い。
九州交響楽団の新たなシーズンの最初の定期演奏会を聴くのはコロナ禍で3年振りだ。
息子が演奏する側なので万が一感染させてしまったら、と控えてきた。
曲目は二つの「第3番」。
オネゲルの交響曲第3番とベートーベンの交響曲第3番「英雄」だ。
「英雄」はよく聴くが、オネゲル(スイス生まれ、フランスで活躍 1892-1955)は初めてだ。
亡くなったのは自分が小学校に入る頃になる。
プログラム解説(九大 西田紘子准教授)を読んでみた。
「聴くだけでなく観ることも渇望する。」とオネゲルは書いていて、聴いていると視覚的イメージが湧くという。
また、「交響曲の主題は長編小説の登場人物にあたる。」とも。
各楽章には、平和や希望を象徴する「鳥の主題」が現れるという。
そして、作曲者が各楽章に寄せた文章の一文に、
第1楽章 神の怒りに直面した人間の恐怖
第2楽章 神に見捨てられた人間の悲しい瞑想
第3楽章 文明に野蛮を解き放つほど無意味なことはない
とある。
宗教的な色彩が強そうだが、最近、平和を思うことが多い。
指揮の小泉和祐音楽監督が選曲した理由もそうしたことがあるのかもしれない。
「小説を読むように」(西田准教授)聴いてみる。
もうひとつ楽しみがある。
昨日から福岡ドームで始まる日ハムとソフトバンクとの2連戦だ。
チケットは買っていないのでTV観戦になるが、地元の局の中継はどのようなものか、アウェイを感じてみる。
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