覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

先週3戦3連対

2005年06月13日 17時29分39秒 | Weblog
 角田晃一騎手 佐山優調教師

 このコンビは、先週土日で3頭の出走を果たした。その戦績は

中京日曜 6R ミツワスカイハイ   1着 単 ¥、730
中京日曜 9R キングプログレス 13着
中京日曜12R ヒシアスカ      2着 複 ¥、240


 この9Rとて、同枠 コウエイマーブル が1着している。即ち、この2人の組んだ出走枠は3つ全てが馬券になったわけである。このわけは、この週のエプソムカップ第22回 これから宝塚記念ファン投票22位がヒシミラクルであり、この馬を操ったコンビだからである。サッカーボーイの仔だしな。


 ファン投票 と称するものを大切にしよう。

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演出競馬

2005年06月13日 11時32分09秒 | Weblog
 これも注目していた日曜中京10Rホンコンジョッキークラブトロフィー。安田記念でホンコン馬が来日し、またサッカーワールドカップアジア予選で日本中が沸いた週のホンコンレースである。

 勝ち馬1番人気エーピーフラッシュ、あらかたこれだと思っていたが、AP とはJAPAN から採ったものであろう。2着にジーコ あいや哲三晶三コンビでウインリゲル。リゲル とは、冬の星座でオリオン座という、狩人を象った星座の膝足の部分に輝く1等星に名付けられたもので、サッカーにぴったりではないか。おまけにこの16番は先週の香港敗退馬ブリッシュラックと同じ位置。

 東京にサイゴウジョンコ来場で、中京の最終に「ファイト」からトーホウファイター1着に、2着にヒシアスカ 佐山優 厩舎を連れてきた演出も逸しがたい。田村 あいや村上厩舎、群馬で頑張って欲しい。

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無敗に挑んだ馬たち

2005年06月13日 11時12分45秒 | Weblog
 エプソムカップ22回で、「優駿」22ページ。

 無敗で叩いたダービーの扉 と題するダービー特集記事。このような切り口で、そうだったのかと驚くのは、ディープインパクト出現まで、史上ダービーに無敗で挑戦した馬が7頭いる内の顔ぶれ。トウカイテイオー ミホノブルボンなど、有名でしかも勝った馬は論外、ラグビーボールのように1番人気4着で言い訳のつく馬もさて置き、無敗で挑戦しながら着順が思わしくなかった馬に目が行く。


 03年 マイネルソロモン  ダービーまで3戦3勝  本番 18着
 96年 アドマイヤビゴール ダービーまで2戦2勝  本番 10着


 そして、この2頭のダービー出走位置は 8枠17番 と1枠2番である。これはファルコンステークスの枠連そのままである。22ページの題名下には、赤文字で シンボリルドルフからマイネルソロモンまで と記してある。しんがりマイネルソロモンからカズサラインの17番はかく予告してあったということだ。

 また
 ファルコンステークス19回で、「優駿」19ページ

 加藤厩舎のダービー出走枠と土曜の東京ハイジャンプ1-4の結びつきはお話したとおり。このページには、さらに栗東からのレポートとして、白旗ムードの中、ディープに挑むダンツキッチョウ陣営の怪気炎が聞かれる。この馬と言えば、1枠1番 での青葉賞勝ち。この1番はスズノマーチのエプソムカップ勝ち位置。

 両ページで、本番を好走で終えなかった馬の、ダービー本番で霞んでしまったものを、しかと強調し、ディープと同じ勝負服の武の敗戦と共に、ダービー以外のレースで、ディープに敗退して行った馬の面目を施させた演出を採った競馬会。栄光のダービー馬の影の、謂わば挽歌を奏でたのであろう。
 味な演出ではないか。

 ラジオたんぱ賞など、残念ダービーなどと称しているが、嘘もうそ大嘘で、ダービー礼賛また翌年ダービー予告として、執り行われている。そして、かく谷間にて、栄光に埋もれた馬たちで儲ける機会も多々用意されている夏競馬である。

 来週プロキオンステークスは10回目。投票10位は オペラシチー。

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22位 ヒシミラクル

2005年06月13日 10時24分11秒 | Weblog
 宝塚記念ファン投票第22位はヒシミラクル。このGⅠ3勝馬の履歴

菊花賞
 1枠 2番 ヒシミラクル
 4枠 7番 ファストタテヤマ

天皇賞・春
 6枠11番 ヒシミラクル
 7枠13番 サンライズジェガー

宝塚記念
 5枠10番 ヒシミラクル
 5枠 9番 ツルマルボーイ

 この結果は当然先週に影を落とす筈と睨んでいたが、東京ハイジャンプで1-4が使われ、天皇賞ゼッケンの11番が宝塚記念5-5のゾロ目と相俟ち、エプソムの1-1と化したわけだが、これを決め手で買うことは相当な捻り技ではないか。それよりも、

 この馬の最終走、今年の春の天皇賞が

 5枠10番 スズカマンボ
 8枠17番 ビッグゴールド

から、スズノマーチ また 17番カズサライン という腹積もりが向こうにあったこと、またこの馬が過去にエプソムカップ週(前日土曜)に出走しており、それが

2002年6月8日中京9R

1着 5枠 8番 アクトナチュラリー
2着 8枠15番 ヒシミラクル

 これからも出てくる5-8がエプソム前日出現必至と見るべきだった。5-8は土曜に5回出現す。

 ジャンプGⅡの東京ハイジャンプは9回目で、ファン投票9位はシーザリオ。この馬は重賞3連対だが、そのゼッケン 2番 4番 7番の内、エプソムの2番がグランリーオ だったことは仕掛け。


 来週も、「ファンの声」を大切にしよう。



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