覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

鯱 発見!

2005年05月28日 10時15分32秒 | Weblog
 中京7R 5枠に、ヘネシーワールド トシザヘネシー というヘネシーが同居している。隣の11番はウインカーディナルだが、このカーディナルとは、法王になる前の位 枢機卿 である。

 さらに、次の8R の5枠10番は、セルリアンシャチ このシャチとはいうまでも無く、メインの金鯱賞の鯱である。これが発射か、メインへのサインか。

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もう1頭の薔薇

2005年05月28日 05時35分20秒 | Weblog
 今日明日見据えるゼッケンはお話済みだが、注目の薔薇一族、中京メイン前10Rにもレジェンダロッサ出走す。この10番かも知れない。またこのレース12番チョウサンの青葉賞写真の謎に就いては記した通り。

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ちはやぶる

2005年05月28日 05時13分07秒 | Weblog
 金鯱賞だが、7枠のマーベラスダンス ハスラーの枠は、福永 柴山 のユーイチコンビが組んだ点でオークスの優勝枠2枠と同じであり、薄目と見るべきであろう。また、お気付きと思うが、ダービーと同じ3番ゼッケンが橋口厩舎 安藤勝己のコンビであり、ヴィータローザとローゼンクロイツは薔薇一族とかで、叔父甥の間柄であるらしい。

 第41回で、優駿41ページは、注目の2歳馬情報part2 で、先月号のサンデー以外の注目2歳馬を紹介するページの表紙。ダービー前日に来年のダービー候補を1つ1つ丹念に見ることに何の意味があるか分からないが、1面薄緑の表紙は6枠なのか、また 2歳馬情報=2着馬情報 とは読み過ぎか。

 若槻千夏(本名 栗原千春)さんの誕生日の今日、花火の日 ゴルフ記念日 史上の好色漢在原業平の命日だそうである。

  ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは

 金鯱賞など、中京開催は、この業平(なりひら)ゆかりの「伊勢物語」の伊勢で行われるといって好い。出るか色男!


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狙ってみたいビッグタイム

2005年05月28日 04時33分53秒 | Weblog
 土曜のビッグタイムの2つのゼッケン、先週もゼッケン2つで一方の9番人気が2万円馬券の片棒を担いでくれたのだから、ダービーという特別週だからこそ例外が起こったなどとは向こうに外された場合のエクスキューズに用意し、両方のメインでこの2つから人気サイドの方中心に絡めてみてはどうか。私は、小額で清き一票の積り。金鯱賞は買い目、検討を少し精密にこれから積むが、例えば10番タップを信頼して止まない方は○-10番 ○-10番 などという投票を済ませ、気楽な観戦も好いのではないか。先週のように、オークスに気が向きながら、5000円が100万になるのに熱くなるのも、ダービー前日だしね。それより、明日発表のダービー当日ビッグタイムの位置の確認が昼頃取れようから、金鯱賞などもそれ次第で判断を濃やかに深めたいと思う。
 逆に、ダービーに旨み薄しと読む方は、明日は2つだけしかも人気薄サイドで出してきたビッグタイム、狙い落とす好機とも見てとれる。(ビッグタイムとは何か、過去記事にあからさまに示してあります。Yahooファン限定ページ。)これが広まり、ネタばれ と向こうが止めてしまわぬ限り、中居君が歌い続ける限り、メインで発射し続けるでありましょう。今年は、特殊な場合を除き、例外無しである。正月の変則開催の2日、不出走の日1日、1頭だけしかいない開催日。これらを除き、悉くメインを席巻するビッグタイム中居! 感心を通り越し、ヒドイもんだ! というのが私の本音の雄叫びである。


 謎の頂点で勝ちとれ、メインを記す○○が叫びを上げる。

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(十字をきり)、貴方は絶対を信じますか

2005年05月27日 20時48分49秒 | Weblog
 明日のビッグタイムは2頭。頭数からしても、紛れなく○番と○番しかない。しかも、2場の開催になったので、メインレースは2つしかない。私は、金鯱賞でタップを買うくらいなら、眺めるだけにするが、これで哲三 佐々木厩舎がどうあろうと、ダービーでこのコンビの買い目を今の時点で見つけていないので、ビッグタイムの動向に注目する。ダービーと明日のビッグタイムを重ね見れば、メインのある1頭が浮かぶが、金鯱賞は金鯱賞で独自の予告が今年あったように見ている。

 皆さんもそうかと思うが、もしディープが先着を許すならどの馬か、シンプルに考えて置いてもよいのではないか。気配は勝ちだが、この馬は正統な嫡流ではないぞ。横山が消えたから、今回は席を譲ろうが、いつか例えば、横山と田中勝春の組んだ枠に負けるのではないか。


 ビッグタイムを知らぬ方、余り流布しても私が困るが、(Yahooブログの方で)ファン登録して以前の記事を読んで下さると好いと思う。例外なく発射して来ているのだから。明日も発射だろう。ローゼンの週開幕!

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72ページ

2005年05月27日 17時34分35秒 | Weblog
 よもやと思うが、「優駿」72ページは、馬名プロファイラーの日記帳の4回目。皐月賞の3連単を取り損ねた悔しがり話と、ことにシックスセンス の馬名プロファイル、またこれから第七感という、英語の稀有の表現法の実例、など英文学者らしい教養話が続くが、ゼンノロブロイ の馬名の由来、ロブロイ とは、スコットランドの義賊の実名から発すると言うお話。私自身、井崎先生ばりに、「ロブ・ロイ」の映画を観た。リーアム・ニーソン主演。あのシンドラー役者で、スターウォーズエピソードⅠでは、屈指の腕前のジェダイマスター、クワイガン・ジンを演る。映画自体は、イングランド貴族との戦い、独立救国の英雄と言うと大袈裟だが、似た設定でもっと大掛かりな作品をこのところ思い出しているのである。それはダービーの所為だが、御覧になった方は、忘れがたい思い出をお持ちであろう。メル・ギブソン監督主演のアカデミー賞映画「ブレイヴハート」である。「ディープインパクト」と異なり、映画としては、ハリウッドで最大級の評価を得た作品であり、これを暗に思わせる「ロブ・ロイ」を此処に出してきたこの冊子の敷居の高さに敬意を表したい。ゼンノロブロイ VS ディープインパクト はいつか。また、ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの痩せ馬ロシナンテ 従者サンチョ・パンサの驢馬まで出して、そのような謂わば駄馬には要警戒、競馬は何が起こるかわからない、と結んでいる。

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RDと本命馬

2005年05月27日 14時53分52秒 | Weblog
 さらに、23日午後に一覧した RD との一致で見ていこう。


 夢の頂点で輝け、歴史を変える若者が叫びを上げる。
  第72回 日本ダービー (東京優駿)


 歴史を変える で、昨年新潟2歳ステークス の「恐れない若さが創る、歴史を変える革新。」との一致を示した。

1着 4枠4番 マイネルレコルト
2着 3枠3番 ショウナンパントル


 この結果を見る限り、3枠のディープは好し。


 また、夢 叫び から、去年のNHKマイルカップ の「新しい時代を叫べ、もうひとつの夢の迫力。」を指摘し、

1着 7枠13番 キングカメハメハ
2着 1枠 1番 コスモサンビーム


を見れば、素直に春2冠、同じ馬主金子さんのキングカメハメハに行き当たる。

 さらに、若者 から2002年のセントライト記念 「変貌、夏を超え一気に進化を遂げる若者がいる。」が探し当てられ、

1着 6枠12番 バランスオブゲーム
2着 5枠 9番 アドマイヤマックス


 これは、バランスオブゲーム が弥生賞勝ち馬である点で、ディープ云々を探る限り、合致して見せているのである。


 (ファンページで今朝早朝の見解を読まれた方は、これらから2着の検討までして見て頂きたい)

 以上、ディープの犯人性は強まり、私が察知しているこの馬の真の犯罪性を今回発揮する大舞台ではなく、どうやら大衆が歓呼するオメデタレースとして、プログラムされている可能性が高いのである。
 競馬マスコミ以外の取材、関心度の高さ、国民的熱狂とまでは行かずとも世人を振り向かせる拵えは出来たと言えよう。ここで、一見(いちげん)さんの見守る中、満天下でディープが沈んで見せれば、競馬に絶対はない、との玄人臭いセリフよりも、競馬って分からないものだね、との肩透かしを食った俄かファンに三々五々散り散りに去られ、菊花賞でまたの御来場を期待することは出来なくなる。競馬界苦心の、競馬を国民的行事化する大一番の興行なのである。海老蔵が襲名舞台でこけるわけには行くまい。野球なら、期待の清原4三振もあるやも知れぬ。しかし、競馬は本質的に結果が厳格に管理された興行である。3連単 という目新しい馬券に久方ぶりに競馬に戻ってきたファンが快哉を叫ぶ、ほどほどの素人臭い、人気寄りの結末が用意されている筈だ。2着付けに、無闇な人気薄は禁物ではないか。

 ちなみに、本来の予定外に今年のGⅠ戦線で活躍することに至った、福知山線=フクナガユウイチ これをも同枠に囲ってきた競馬界は、この社運を賭けたイベントにも、JR線事故を配慮する含みを忘れない。ここには脱線、日勤教育はなく、やり違えればジョッキーとして生涯裏道である。そのような管理漏れこの大舞台の主役脇役らの身にあろう筈もない。テニス界の世界的トッププレイヤーにすらメンタルを含む数人のコーチと、選り抜きのスタッフが付いているのである。この役者衆とて、同様。馬よりもその運転手の方が主役であり、競馬界の意図を寸分たがわず反映する筈だ。皆で同じ脚本の成就に向かってひたすら専心一致努力する。私の競馬観の基本でもある。ユタカコールが響いてくる心地がする・・・

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ディープの位置をめぐる逍遥

2005年05月27日 14時15分52秒 | Weblog
 昨日時点の結論、2着はこれではないのか、という馬番馬名はファンページに記した。

 此処では、オークスに続き武豊が3枠5番に配されたディープインパクトの取捨に就いて、予め示した連動、またRDなどからお話できる範囲で検討を加えて置きたい。
 金鯱賞のことを書いた。前年の金鯱賞がダービーに繋がるお話は25日朝の記事にしている。03年つまり昨年ダービーに繋がる金鯱賞では、7枠11番タップダンスシチー 4枠5番ツルマルボーイで決着を見たが、この5番ツルマルボーイの横山典弘 橋口弘次郎のコンビはそのまま翌年ダービーの2着 5番ハーツクライ 横山典弘 橋口弘次郎のコンビに横滑りし、思えばキングカメハメハ中心を見抜けたファンには、たやすい組み合わせに終わる。その翌年、04年金鯱賞も、8枠11番タップダンスシチー 5枠5番ブルーイレブン の決着に帰し、タップの2連覇は昨年ダービーオーナーとなった金子真人さんが今年も連覇するという示唆に直接繋がる上、しかも5番にディープは置かれた。買い材料のサポートとして先ずは満足の行くところだろう。

 次に、ファンページで18日午前2時に書いた○年前の○○○○との関連だが、大雑把に言って武豊という共通項で構わないだろう。2着に就いてはファンページを読まれた方は察して下さい。

 また、このところ、ダービーは7年前のダービー自体と関連が深く、これを遡り見ていけば、昨年キングカメハメハのダービーの7年前、1997年ダービーはサニーブライアンの優勝だが、2着は5番シルクジャスティスであり、カメハメハの2着 5番ハーツクライと同じ。03ダービーはネオとロブロイの2-7 3番13番だが、これはその7年前96年ダービーの7枠13番フサイチコンコルド 2枠3番ダンスインザダーク と枠、馬番とも全く同じ。さらに02年ダービー、タニノギムレットの年の7年前95年はタヤスツヨシの勝った7-7で、関連無し。その前01年ジャングルポケットのダービーは7年前94年ナリタブライアンと同じ、8枠のダービー制覇で共通する。些か執拗に見れば、7-7は92年ミホノブルボンのダービーでも出現しており、この7年後をタヤスツヨシのダービーの7年後と比べると、

95 7-7 タヤスツヨシ  7年後02年 2-6 タニノギムレット 武豊
       ジェニュイン               シンボリクリスエス

92 7-7 ミホノブルボン 7年後99年 1-6 アドマイヤベガ  武豊  
       ライスシャワー              ナリタトップロード

 と、7-7 の7年後は共に 武豊優勝で6枠11番の2着 で共通する。


 かくして、7年前ダービーとの共通性に目を凝らさんとなれば、今年05年の7年前ダービーは、1998年 3枠5番武豊 スペシャルウィークの優勝である。ズバリ! 3枠5番に武ディープは位置された。



 このあたりを目配りする限り、先週オークス2着と同じ 3枠5番に置かれたという向こうの作為は、ディープ危うし ではなく、今週こそ1着 という主張と捉え差し支えなかろうと思う。

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ディープ 3枠5番

2005年05月26日 14時47分05秒 | Weblog
 ディープ、3枠5番 先週のオークス エアメサイアと同じ武豊が続けて此処に置かれる。これは、想定していた場所からして、忌むべきものではない。枠順を一目見渡し、此処が発射ではと見ていた相手馬番を妨げない。ディープは7枠ではと申し上げもしたが、7枠でなかったことで、検討の俎上から別様の可能性がこぼれ落ちるだけ。より絞れることになった。ディープを良しと見れば、相手は○番だと第一に思われるので、これを後ほどご説明したい。

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Show Time

2005年05月26日 06時54分34秒 | Weblog
 中居のダービーポスターのコピーは、It's ショーブ・タイム! である。イッツ ショータイム! を捩ったものであろうが、幽かな記憶の澱で 菖蒲ステークス というのがあったと思い、調べると、発見できた。2000年6月11日を最後に途絶えているが、そのアメリカンボス ダイワテキサスで終わったメイン エプソムカップの日の東京9R菖蒲ステークス、7枠14番に ミスタートウキョウ なる馬が出走していた。

 また、ショータイム を調べると、サクラショータイム なる馬がかつて居り、6戦してついに未勝利でターフを去ったが、この馬はダービー前日に出走したことがあった。


1992年5月30日(土)東京4R

8着 7枠13番 サクラショータイム
8着 5枠 8番 ホコタスマイル

 実に、8着同着である。また翌日の日本ダービーは、15番ミホノブルボン 13番ライスシャワー の 7-7 で決着しており、前日のこの13番の同着という椿事が13番絡みのゾロ目の暗示となっていたことは、仕掛けの一つであろう。またこのサクラショータイムのレースでダービーゼッケン15番は キープザトップ なる馬であり、逃げ馬15番ミホノブルボン と重ね合わせれば、(Keep the top) 先頭を譲るな という、ブルボン賛歌を挙げていたとも取り沙汰できよう。


 今年のダービーに向けて、これはトリビアか、はてまたジョークで済ますことだろうか。
 今日夕方には結論が出ている。 

 菖蒲 はアヤメでもある。アヤメ賞は今年、天皇賞当日京都の8Rで行われている。4枠4番マルブツブリザードが勝ち、2着は3枠3番ボストンゴールド。


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ハイル、いやヴィヴァ ローゼン!

2005年05月26日 06時15分28秒 | Weblog
 ダービー出走予定馬 ローゼンクロイツ が、薔薇色の十字架 であることは言うまでもない。ハーゲンクロイツ なら、忌まわしいナティスドイツの鍵十字を意味するが、このリヒァルト・シュトラウスのローゼンカバリー(薔薇の騎士)の一族とも見まごう、ロゼカラーの仔は、過去6回出走。そのたびに、10番ゼッケンの発射を先触れして我々を圧倒する。


 皐月賞当日は、今日は10番の日 など、嘯くをも尻目に、中山オープンの1Rで、ヤマニンパルファン10番ゼッケンが単勝 4710円のゴールに突っ込み、いきなり酷すぎるよ~ と思うのもものかは、続く2Rでは2番人気で2着だったが、3Rではホトダー 単勝100倍の10番人気ながら、なぜこれしかつかないのだろうと疑う1番人気との組み合わせで2着入線 馬連¥、3440。挙句に本番皐月賞も10番シックスセンスの発射だったことは申し上げるまでもない。阪神でも10番の単が出現し、福島9Rでも9番人気レッドハヤブサが2着に突っ込む。出走前日の土曜も走る。4月16日、10番は3場で4勝を挙げている。ま、実質儲けを上げようとするのならば、はなの1Rを取り落とせないのである。

 今週のダービーで7戦目となるローゼンの、過去6戦の出走週の土日の単勝配当だけにとどめよう。


2004年10月17日(この週の勝った10番の単配当 単位:円)4勝

   1180 2090 540 160

2004年11月7日 8勝

   1550 170 2290 270 580 130 1110 300

2004年11月27日 3勝

    250 6480 450

2004年12月25日 1勝

    420  (ささやかながらこの週は他に2着が4回ある)

2005年3月26日 6勝

    600 5470 670 1040 330 560

2005年4月17日 6勝

   4710 380 160 580 320 380

 計28勝。今週末も、仮に出走取り消しになろうが、出馬表にローゼンが載った段階で、土日は10番を相手に、いや味方に戦うことになる。年末有馬記念週にシーザリオ1頭だけの勝利(上の単勝420円)だったことは、次年度即ち今年に向け、「10番 を大きなところで大切に この馬も」と担保し、誠に示唆的とその時点で取らねばならず、その10番がこれまでのGⅠでいかがだったか、その判断はお任せする。上の勝ち馬の出方同様、実に虚を突いてしかし堂々と出現するのである。

 ダービー枠順が出る日の朝となってしまったが、1つの枠が不要と見えている。まあ、馬単などなら、6つ以上の枠が不要に終わるわけで、些細だがその枠にも馬券を売るだけの馬が2,3頭配置されるわけで、無駄は無駄である。そこにディープインパクトが入れば切って捨てる。

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「優駿」の写真の不可解

2005年05月25日 22時42分13秒 | Weblog
 「優駿」6月号を眺め、不可解を2,3指摘しておきたい。

 JRAホームページには、新発売された「優駿」誌の紹介、立ち読みページというのがあり、ここには記事の一部と写真が掲載されている。先月、高松宮記念勝ちのキングヘイローを取り上げながら、写真には東京新聞杯の物を使い、それは11番が勝つあるレースを教えたかっがたための仕掛けであったことを此処で指摘した。今月号の立ち読みも、HP上の写真が、引用元である筈の本誌には全く見つからないので、豊富な写真ストックから、本誌以外の写真を採ってきて載せているものと見える。それは、写真のオペラオーのゼッケン1番とその後方に見える12番のナリタトップロードらしき姿、白の内ラチに乗る文字 天皇賞から、どうやら2度目の春の天皇賞制覇となった2001年春の天皇賞らしいのだが、もしそうなら、2着5枠5番メイショウドトウが見えない写真を敢えて使っていることになる。

 ダービー関連記事のページに就いても触れて置きたい。私が不審に思うのは、特に20,21ページ ステップレースから探る日本ダービーの行方 に掲載された各ステップレースの写真である。
 ここには、皐月賞 青葉賞 プリンシパル 京都新聞杯 の4つのレース写真があるが、6月号という性質上レース選択は自然且つ妥当であろう。が、青葉賞の写真では、ゴール前、2着5枠10番ニシノドコマデモ 3着4枠7番 ブレーブハートが写らず、実に4着2枠4番 チョウサン が写る写真を使っているのはいかがなものだろうか。ダービー出走馬即ちダービー制覇の可能性ある馬を紹介するページで果たしてこのような写真の選択をした編集者またこれを看過した編集責任者の見識を疑うよりも意図を忖度したくなる。同様、プリンシパルSは、5枠6番エイシンニーザンの1着よりも、その内ジョッキーの姿また社台に似た勝負服がほぼ隠れている4枠4番シャドウゲイトが明らかに一歩ゴールに先んじていると見える写真が載せられている。さらに、京都新聞、強引なラストスパートの勝ち馬4枠7番インティライミ(ペルー語で、太陽の祭り の意味らしい)は好いとして、2着5枠9番コメディアデラルテは僅かにゼッケンの端と共に御尻を覗かせているだけ。私が編集に当たれば、これらは写真の入れ換えを指示するが、レースから紙面の構成発売まで間がなかったなど、言い訳になるまい。わざわざ、競馬新聞ばりの馬柱まで作り、3連単1点予想クイズまで企画して置きながら、大切な馬券を売ってくれるステップレースの上位馬に対し、この蔑ろな扱いはどう言い訳が利くのか。全体に於いて近々のステップレース軽視というつくりである。

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不思議 金鯱賞

2005年05月25日 06時26分10秒 | Weblog
 1997年辺りから始めよう。金鯱賞で9頭立て7枠7番ゼネラリストが優勝した翌98年ダービー、人気薄のボールドエンペラーが穴を開け、スペシャルウィークの2着で馬連の万馬券をつくる。そのゼッケンは、9頭立て7番に当たる16番である。前年金鯱賞からダービーへ、を追ってみる。

 98年サイレンススズカ優勝。武豊と橋田満調教師のコンビ。翌年ダービーは武豊騎乗で橋田満厩舎のアドマイヤベガ ダービーを勝つ。このときの金鯱賞の2着ゼッケンが2番で、ベガ優勝ゼッケンと同じ。翌年99年金鯱賞はミッドナイトベット勝ち。河内洋と長浜博之厩舎。で翌2000年ダービーは、アグネスフライト優勝で、河内洋騎乗、長浜博之厩舎。これを見て、知らずに馬券を検討していた人々は口あんぐりかも知れないが、向こうは決め事をきちんと遣ってくるという証左でもある。
 が、反面競馬はそれほど甘くなく、ではこの知っている者にとり露骨な示唆の露骨さが厚顔無恥に続くわけでもない。翌2000年金鯱賞は 4番メイショウドトウ 3番ジョービッグバン(11頭立て)だが、2001年ジャングルポケットが勝ったダービーに、金鯱賞騎手松永幹夫安田康彦も厩舎も、ゼッケン3 4 14 15 も全く姿無し。以前から申し上げているが、この2001ダービーは過去数年のダービーでも際立って示唆が薄く、今なお納得できない。(あえて探せばダービー優勝の8枠にかつてのダービー連対馬シルクジャスティスがいて最下位に敗れていた。)思い切り捻くれて好き放題を申せば、アグネスタキオンの予定を変更余儀なくされ、かなり横車が通った轍ではないのか。が、この綻びは補修を加えられる。2001年金鯱賞は2-7で、翌2002ダービーは2枠タニノギムレット優勝。そして迎えた2002年金鯱賞、実に5枠9番ツルマルボーイ 8枠18番エアシャカール という、示唆を受けなかった2年前のダービーの目そのものが金鯱賞で出現した! これを如何に解釈し2003ダービーに向かうか。どうも2001ダービーに向けた筈の2000金鯱賞を見よとの告知らしい? そのときの2着3番ゼッケンをダービーで背負ったゼンノロブロイがネオユニヴァースの2着する。2003年金鯱賞は7枠11番タップダンスシチーと4枠5番のツルマルボーイで決するが、その翌年に当たる昨年2004年ダービーでは、5番ハーツクライがめでたく2着する。目出度いとは、ツルマルボーイとハーツクライの関係である。共にその時、横山典弘が手綱を執った橋口弘次郎厩舎の馬だったのである。
 かくして、もう直ぐ発走する今年のダービーに向け、去年の豪華メンバーが揃った金鯱賞は、

1着 8枠11番 タップダンスシチー 佐藤哲三
2着 5枠 5番 ブルーイレブン  吉田 稔  (12頭立て)

 タップが連覇した金鯱賞が意味するものは、ディープインパクトという同一馬主の連覇 であろうか。また、今年の第41回金鯱賞でのタップの舞いは。


 この金鯱賞よりももっと強烈と見えるダービー示唆レースは限定ページにて、今週中に書く。その題名は ありがとう! 河内のおっさん になる予定である。ここに示した以外にも、金鯱賞には別様の解釈も余地が残っているように思う。ジョッキーや一種のズラシに関することだが・・ この曖昧さで一種好きになれぬダービー予告としての金鯱賞であった。
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ディープの位置は

2005年05月24日 20時13分05秒 | Weblog
 7枠・・・ 私の見立てはそうだ。無論様々の検討要素があり、その中から、妥当性が高い、いや幾つかの必然を満たすべきものでなくてはならない。
 7枠・・・ 再び、皐月賞に続き、ディープインパクトはここに入る。そう判断する。これだけの大レース、枠順が発表になっておたおたするようでは埒が明かない。そしてもしその通り発表になったら、この馬の人気をもし信用するとするならば、相手は今ある枠が有望と絞れて見えている。仮に7枠に入らなくとも、ダービーに対する闘志が萎えるわけではないが。


 第72回ダービーとて、例えば枠連の目は過去これまでのどのレースかと同じだ。無論これと同じと、容易且つ安易に教えてくれる訳もない。そこに辿り着くのには、骨折り、探索、思い切った深読み、そして深読みなら深読みに終わらぬ、妄想なら、打ち捨てられるべき客観視に堪えない個人の好尚、引き寄せ過ぎの破棄など、毎回のレースの後検討と共に正視感覚を取り戻すことで、保持され涵養可能のものと信ずる。


 何故7枠なのか。それは、例えば「優駿」6月号付録DVDを観れば、オペラオーの紹介という、今月に敢えて何ら必然性が感ぜられないものほか、特集されたものの集まりに妙に4枠絡みのレース映像が多いことなども認め踏まえた上でのことなのである。


 ま、7枠にディープインパクトが入るという馬券を買う訳では無し、"好み" に過ぎぬと思われる方には、枠順発表前のたわ言だろう。それよりも調教や、関係者コメントを追うべし、というのが一般ファンだろうが、それらは全て、レースを前提して述べられ発信されているものなので、本音ではなく、セリフなのだ。レース後のコメントとて同じで、幸四郎の逃げは絶妙だった、とか、あそこで馬体を寄せられなければ勝ち負けだった、など、終わっても真実が語られることのない舞台上のものなので、私達が見るべきものとは違うのである。

 これまでのところ見つかった全体を見て思う。いやそう観るのが普通だと思う。ディープインパクトは再び7枠に入る。そう結論付けた上で改めて疑う。急に予期していたと全く異なるものを突きつけられてうろたえぬ為に。
 去年の今頃のように、「キングが6枠12番に入ったら、疑い無し。多分そうなる。」と、3年前の例のものから断定できれば好いが、3連複を勧める競馬マスコミ、煽られる世論を見るにつけ、シンプルな投票が基本であることを忘れまい。シンプルな投票とは、なるべく当たり馬券ゲットのため極力無駄な外れ馬券を買わない投票術のことである。
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トウカイ

2005年05月24日 14時27分37秒 | Weblog
 もう皆さんも御承知また、憤慨とまで行かずとも、よく遣るよ、と呆れ顔で眺め返されたであろう、先週の東海ステークス。オークス一色にこころが染まるとき、ど真ん中は打たれまいとの、向こうの思惑、これをサービスと受け止めるのにはまことに苦い心を要するが、話題の横山の(当然やらせの)降着レース、メインまでまだゆとりのある東京の9R

5月22日東京9R

6着 6番 トウカイハッスル 田中勝春
7着 1番 トウカイトニー  横山典弘 (2着から降着)

   9頭立て

 この6番と、9頭立て1番(めぐって10番)が、東海ステークスの1、2着をそのまま教えるというあられもない出来事と、ダービー アドマイヤジャパンの鞍上問題。

東海ステークス

1着 5枠10番 サカラート
2着 3枠 6番 スターキングマン

 の 馬連 22870円 だが、この6番の狙い澄ますべきビッグタイムゼッケンは、この御馳走でオークスの11番消去を恭しくも突きつけてきた。ご紹介通り、過去皐月賞の日に、全てのメインゼッケンをビッグタイムで飾るという度肝抜きもあったが、これも仕掛けの内で、向こうは大胆不敵、綿密繊細を極め、もう、予めこうすると決められた謀(はかりごと)=ビッグタイム を融通無碍に操って演出する。多くの競馬大衆の知らぬ内のこの闇から闇のドラマの一端を捕捉することが時に大勝ち、常に悠々たる競馬キャリアとなる。(中略)


 横山の消えた日本ダービー、何が待つか。

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