東京５Ｒ

　８枠１６番レディーダービー、いかがだろうか。狙ってみたい。８枠で負け続けの蛯名正義。６Ｒも８枠に控える。オークス馬ウメノファイバーの仔、このオークス馬のオークスゼッケン、同じ厩舎同じジョッキー。

中京メイン

　今日の中京、４　６　１０　そしてメインの１１Ｒ、この４つのレースで大外に吉田稔騎手が配置されている。全てこれらの位置　枠が素通りとは考えられない。メインのテレビ愛知オープンだが、大外の吉田騎手の馬はコンコルディア。実に法王が亡くなり、コンクラーベの末ラッチンガー枢機卿が新法王と成って以来初めて出走するコンクラーベの仔であり、また調教師の安田隆行といえば、トウカイテイオーのクラシック２冠の手綱を執った名手である。その両方でトウカイテイオーの位置はやはり８枠大外であった筈である。東海ステークスの行われる週の安田隆行調教師の馬。吉田騎手の動向にも拠るが、メインまでのレースを見て、不発なら、このメインの８枠を狙ってみたい。１０Ｒ　１１Ｒ共にこの８枠にシルクがいる。メインでは８枠シルクが武で人気の模様。

オークス前日の１Ｒ

　波乱気味に今日オークス前日の１Ｒが終了したが、昨年、同様にオークス前日目黒記念の日の１Ｒでは、東京中京とも７枠が優勝した。オークスは７枠１３番の優勝である。また、その前年２００３年は、
同じくオークス前日の１Ｒ、新潟が２－８でオークスの２－８スティルインラブ　チューニーを予告した。
　前日１Ｒでオークスのネタを仕込むという仕掛けに今年も身構えて良いように思う。それだけに、終了したある１Ｒが、私のオークス本命馬を示唆してくれていることを祈る。その馬をご存知の方は、どの１Ｒかお分かりだろう。

RDの 導く

女王への想いを語れ、鍛錬に導かれる憧憬がある。
　　　　　第６６回 オークス （優駿牝馬）



　この　導く　を最近のＲＤで見て、先導　を一致したものと容認すれば



　ダービーの夢を描け、実力が世代を先導する。



　これが、今年２月の共同通信杯で出ており、結果は



１着　２枠　２番　ストーミーカフェ
２着　６枠　６番　ダイワアプセット

ＲＤ

女王への想いを語れ、鍛錬に導かれる憧憬がある。
第６６回 オークス （優駿牝馬）



女王　は、



待ち焦がれた直線に弾め、女王への自信に惹かれる。
第４０回 サンスポ賞
フローラステークス（オークストライアル）



１着　８枠１５番　ディアデラノビア
２着　２枠　３番　レースパイロット



想い　は、



強くなるため自分を試せ、真摯な想いが結実。
第４０回 日本中央競馬会創立５０周年記念
農林水産省賞典　新潟記念



１着　６枠　８番　スーパージーン
２着　１枠　１番　レニングラード



語る　は、２００３年８月の函館２歳ステークス



明日を語ろう、素質に満ちた君と夢を約束したい。



１着　７枠１２番　フィーユドレーヴ
２着　７枠１１番　フラワーサークル



憧憬　は、２００２年のオークス



憧憬、夢を見続ける強さで女王になれ。



１着　５枠１０番　スマイルトゥモロー
２着　２枠　３番　チャペルコンサート



鍛錬　は、２００１年５月１３日の京王杯スプリングカップ



鍛練の成果を確かめ、ＧⅠの主役へ昇り詰めたい。



１着　８枠１７番　スティンガー
２着　７枠１３番　スカイアンドリュウ



　以上、取り急ぎ・・

ゴールドの意味

　２００１年栗東ステークスのゴールドの１、２着。これは、５月６日というゴールデンウイークの周辺で惹き起こされる出来事で、今年のゴールデンウイークの大一番天皇賞のビッグゴールドを持ち出すまでもない。

　そして、このようなレース結果を見たならば、これをある別の将来のレースに適用しようとすぐさま考えるのが私の習癖である。昔話だが、アイネスフウジンのダービーの枠順を見たとき、次のような枠を見つける。

　２枠３番　ビッグマウス　　　柴田政人　　高松邦男厩舎
　２枠４番　ホワイトストーン　田面木博公　高松邦男厩舎

　すると、何があっても当時は夏に組まれていた今度の高松宮杯は２枠から買うと決め付け、枠順を見たくらいで揺るがない。するときちんと２枠２番にバンブーメモリーという、武騎乗の１番人気馬が入り、人気で少しがっかりすると共に安心してこの馬から大勝負する。２－８　５００円だったが、当時（９０年７月８日）私は旅先に居り、車で往復４時間を飛ばして最寄のさる地方都市のウインズに赴き、旅費を全てまかなうばかりかひと夏の小遣いにも余りある儲けを得た。

　当然、ゴールドのワンツーを見れば、翌年金杯でこの結果を使うことを考える。５－５でゴールドの１、２着。ゾロ目とは同じものが揃うことである。これを反映した結果とは、翌０２年の京都金杯のダイタクリーヴァの金杯連覇、そして中山の金杯における当時４歳馬ビッグゴールドの重賞初制覇であった。

　この２００１年の栗東ステークスに相当すると思われるレースが今年も既に終了している。


　２００５年３月２０日　平場だが、中京の７Ｒ　スプリングステークスの当日である。

１着　４枠　６番　タフネスゴールド
２着　５枠　８番　エムエスゴールド

　このレースの利用はとうに終わっており、ゴールデンウイークがらみの、５月７日（土）京都のメイン
京都新聞杯　東京のメイン　プリンシパルステークス、これらが共に４－５で決まっている。ゴールデンウイークといって集中開催するわけに行かぬ中央競馬会は、ゴールデンウイークなどの季節ネタをやや遅れて立案施行する傾向がある。が、来年の金杯、このレース結果が反映しない馬券を買うのは無意味であろう。かつてライオネル・リッチが来日公演した折り、ザリッチという馬が発射したことがあり、それに味を占めてマドンナの来日が実現したときマドンナを狙っていたら、帰国して１週間以上経った平場のレースで確か馬名はヤクモマドンナであったか、単勝で９０倍近くを付けたことがあり、今年メアリー・マッカリース大統領の来日の折のネタなど、ここでもご紹介したはずだ。ようこそ来日有名人！　である。今度、クイーンを題材にしたオペラが来日上演さると訊くが、碌にニュースも見ず、競馬のことばかり追っているのは愚かである。

謎

　栗東ステークス　というレースがある。このレース例年オークスの１週前に組まれているが、何故か２００１年は５月６日に行われた。翌年また５月１２日のオークス前の週に戻っているので、気まぐれか何かの都合と見るファンがほとんどだろうが、その何かの都合を等閑視するのが一般のファンだ。そこが向こうの付け入りどころである。


２００１年５月６日京都１１Ｒ栗東ステークス

１着　５枠　５番　ゴールドメイカー
２着　５枠　６番　キーゴールド

　偶々！　５月６日で５番６番　１着も２着も同じゴールドだと珍しがって済ましそれ以上追求しないのがやはり一般の競馬ファンだ。そして一般の競馬ファンとはお金を貰う側ではなく、お金を払ういや預けたままにするファンである。ゾロ目には何らかの示唆法の変更、それまで遣ってきたことを止める、逆に言えばこれから何かを始めますよ、とのメッセージが込められることが多いこと、私のこのページを隅々まで読んだ方は御承知であろう。あとは、ファンページで・・・

オークス上位争い必至の１頭

　さらに、「優駿」は２２回目の東海ステークスから、２２ページを今週のレース示唆として開く。サンデーサイレンスのラストクロップ２歳馬の一挙紹介、この中に未来のスーパーホースを探そうとの体裁である。ＮＨＫマイルの週も、この特集のさるページを開かせ、出走中　ペールギュント　デアリングハート　インプレッションの３頭のサンデー産駒から、１番人気ペールを切り捨て、１０番人気デアリングを選ばせるゲームだったが、この２２ページは枠順発表前から瞠目に値した。
　オークス出走中８頭を数えるサンデー産駒を不特定で指示されても何の有り難味も無し。このページで紹介された４頭のサンデー産駒の内、２頭の母がオークス出走馬なのである。それも同じ年のオークスである。
　ファレノプシスの０３
　ラティールの０３

　である。そしてこの２頭の母馬の出走したオークスの勝ち馬は３枠６番エリモエクセル、２着は７枠１４番エアデジャヴー。
　このオークスの思い出はお話した以外に、次のようなものがある。
　このオークスの月の優駿には、当時競馬会のポスター制作を依頼されていた世界的イラストレイター横尾忠則のインタヴューが掲載された。これだけでも大きな衝撃だった。ヨコオタダノリ　ヨコヤマノリヒロ　と、すぐさまオークス出走の有力馬エアデジャヴーのジョッキーに結びつくではないか。語呂合わせなどではない。馬名、限られた人数の騎手調教師など、限定された語彙の中での一致なのである。向こうが意図して企んだものであったことはレースではっきりする。このインタヴュー記事中、横尾先生の「向こう正面からこちらの直線に馬群がコーナーをカーブして現われたとき、白日夢が現実化したような錯覚を覚えました」との文言を太文字にして強調するこの御用機関誌。エアデジャヴー　のデジャヴー　とは既視感の誘発する幻覚視　即ち白日夢そのものを意味しているからだ。オークスで有力視される白日夢の名を持つ馬が出走する月のインタビューで、ポスター製作者にこれを語らせる競馬会。私が、苦心の末、この馬を怖いと思いながら、勝ち馬エリモエクセルの単勝を選び出したことはお話したとおり。結果２着まで私の読み通りだったわけだ。
　そして、エアデジャヴーの２着したオークスの出走馬中２頭の母馬の産駒を紹介するこの優駿のページが示すものは明らか、エアデジャヴーの仔、エアメサイアである。

　このページがエアメサイアを間接示唆していることは疑いを容れない。
　かくして、今年のオークス３枠５番　エアメサイアが３着までに入る有力の一頭であることがはっきりする。

オークス枠順を一見して

　オークスの枠順が確定発表になった。

　お知らせした通り、４枠は切り捨てなので、レースパイロットという乗り物に関係する怖い１頭ははなから用無しと決定する。
　最大のテーマは３枠５番エアメサイアの取捨、これが現時点での第一の検討項目である。

　もう１つ、不要と判明する枠を申し上げよう。８枠は連に絡まない。
　桜花賞と同じ、２歳チャンピオン　ショウナンパントルがまたこの８枠に配置されたが、この枠は既に桜花賞で８枠１７番ラインクラフトを馬券にしている。また、天皇賞で、８枠のビッグ　ビッグゴールドが人気薄で２着に食い込んだ。この再びのビッグ ビッグフラワーの８枠はこの枠が既に打ち止めであることを示唆して、このレースで取り上げるべき枠ではないことを宣明している。話題のスターウォーズのジェダイ騎士を思わせるジェダイトが配置されたのが気がかりではあるが、切り捨てる。

　「優駿」６６ページで、岡部幸雄の１９８３年ダイナカールでのオークス制覇のことが紹介されており、カネヒムロ　ケイキロク　ダイナカールで３回のオークス制覇、このレースのゴール前の凄絶な叩き合いは競馬史上に残る激戦で、馬体を揃えた５頭のゴール入線は俄かにはどの馬が１着で、また２着か、全く判断できないものだった。そして、この激戦を制したエアグルーヴの母、ダイナカールが２枠５番ゼッケンで、今回この５番にエアメサイアが配置され、同枠にアドマイヤメガミという、女神が配された。法王の亡くなった年で、亡くなった週の桜花賞では不発だったが、女神と同居でこの空飛ぶ法王を思わせるエアメサイア（天空の救世主）が今週の主役であるとしても不思議はない。昨年、一昨年とオークスの１番人気は沈んだが、昨年はこの同じ５番の武ダンスインザムード、一昨年は武アドマイヤグルーヴである。今回は２番人気が濃厚だが、勝てば　岡部引退式で喋らされたセリフ　「どんどん（これからも記録を）破って下さい」に相当する、岡部の３勝を凌ぐオークス４勝目となる武豊。
　この馬の取捨を今しばし探る。ＪＲＡのＨＰ東京の新スタンドオープンの文字がエアの青と黄の配色たることは再三お話済み。

オークス４枠切捨て

　ラモーヌの４枠１０番のオークス優勝が１９８６年だった。その翌年同じような圧倒的戦績と前評判で同じ単勝１８０円をつけ圧勝のゴールに駆け込んだマックスビューティ。それ以来エアグルーヴの２５０円、メジロドーベルの２９０円はあったが３倍未満の単勝無しの今週オークス。

　が、注目すべきことに、ラモーヌ以来実に１８年間、このレースで４枠の連対はない。これは向こうの決め事と見る。私は連動レースを見つけた時、信頼度の基準として８５％を目安にする。２０年で１７回以上連動していれば、これを基本的に信用してかかる。逆に８０％、１０年で８回の一致にとどまるなら、これを基軸に大勝負する気は全く起こらない。この前のＮＨＫマイル、ここで予め示したように、高が１０回目を数えるＧⅠだが、これまで１００％即ち１回の例外もなく４年前エリザベス女王杯と連動、このレースの目を引き継ぎ、今年も２枠か７枠と見なし、来るなら１３番ではないかと読みつつ枠連でラインクラフトとの６－７をゲットしたが、このような連動は決め事と見て、外れるまでは疑いを差し挟まないのが正道と見る。毎年今年は遣るのではと怯えるのは愚。故に、

　今年も！オークスに４枠無し　

を基本戦略とし、枠順発表の段階で不要な２頭を向こうが４枠に入れ除外を告知してくれるものと見て、７枠制の競馬と見る。無論３連複などはこの限りではない。４枠を先に担保してあるのは、ラモーヌという歴史的牝馬の余光威光を偲ぶ向こうの怪奇趣味と見る。今枠順を紐解けば、当時２２頭立てで４枠青い帽子１頭だけラモーヌ。そして勝つ。枠順を見ただけで圧倒される素人でも分かる１頭抜けた馬という造りである。この圧倒的単枠指定馬の思い出、往時を回顧する感慨、これをオークスで４枠が沈むたび彼らの胸に去来せしめる喜びを残して置きたいのであろう。ま、ひょっとしたら、行かず後家臭いバードウォッチャー紀ちゃんが嫁ぐ年が来たら問答無用で発射と約定済み、無きにしも非ずだが、私は顧慮しないで、目白のおばあちゃんと共に観戦する覚悟。
　メジロ未だ樫を啄ばむ　君嫁く秋を待つ　陽の降りそそぐ場で
　めじろいまだかしをついばむ　きみゆくときをまつ　ひのふりそそぐにわで

ディープは何処に？

　ファン登録（Yahooのこの同名の私のブログでお気に入りに登録して頂きファンのみ閲覧可能のページを御覧いただける方）の方々、５月４日の私がダービーに就いて書いた記事（現時点で１３ページあたり）を復習頂き、来るべき日本ダービーの枠順に思いを馳せられたい。それを前提の上でのオークスである。
　ディープインパクトが何番に入るか、的中させよう。

オークスを予告したレース

　オークス　ＪＲＡの中居のポスターのコピー

　第一印象から
　貴女に決めてました。


　ＮＨＫマイルカップの８枠１８番に　インプレッション　という、そのもので印象と言う馬が出走していたこと、覚えておいでであろう。

　昨年ずばっと決められ驚いたが、

２００４年
ＮＨＫマイルカップ　　　　　　　　　　オークス

１着　７枠１３番　キングカメハメハ　 　１着　１枠　１番　ダイワエルシエーロ　
２着　１枠　１番　コスモサンビーム　　２着　７枠１３番　スイープトウショウ

２００５年
ＮＨＫマイルカップ　　　　　　　　　　オークス

１着　８枠１６番　ウインクリューガー　 １着　２枠　３番　スティルインラブ
２着　２枠　３番　エイシンツルギザン　２着　８枠１７番　チューニー

　この２年続けての１－７　２－８　という親近性を見せ付けられては、今年もＮＨＫとオークスの間柄、何かあると見ねばなるまい。

３枠を待つ

　中央競馬では赤い枠　３枠　を５月に既に行われた６つの重賞レースで一度も使っていない。４月のメイン重賞でもわずか２レースでしか使わない。３月４レース、２月２レース　１月１レース。殊に今年のＧⅠでは、様々の要因の絡まった末の結果ではあるが、１度として３枠を発射していない。

　省みる４月の３枠を使ったメイン２重賞レース　２４日のアンタレスステークスは、もともとアンタレスがさそり座の１等星であり、太陽の２７０倍の直径を持つ赤色超巨星であり、これが３枠を１着に迎えること、３枠を避けがちな中で自然な発射である。この勝ち馬ピットファイターの発射は、思い起こせば昨年菊花賞翌週の武蔵野ステークスの１着。このとき中越地震で車に乗っていて被害に巻き込まれ、母や兄弟を亡くしながら助け出された少年と、それを救助しようと懸命の活動を重ねる救命隊員たちのテレビの画面を奪う活躍を、競馬会として写し取ったもので、ピットファイター（穴で戦う人）　とサイレンスボーイ（声のしない少年）で決着させており、奇しくもこのアンタレスＳ２４日の翌２５日の電車事故と遅れて重なったわけだが。４月のもう１つはダイワメジャー復活のダービー卿チャレンジ。

　この３枠の忌避は、反日デモで騒いだ中国の色だからで、これを依怙地に嫌っている競馬会は当然中国の幼稚な申し様に与する思いは無い。が、もう１つ考えられることは、何時ＧⅠの大舞台で、３枠の発射を仕掛けるかである。この騒動後の皐月賞で赤を意味するヴァーミリアンを３枠に入れて来て真っ先に切り捨てを思ったのも、至当であったと考えているものの、赤は日の丸の色でもある。これを日本色として堂々と先頭で駆け抜けさせるレースは実は迫っているのではないか。


　今年のダービーが、いや今年のダービーも、競馬を知らない少なくとも余り親しんだことの無いファンを振り向かせ、感動させ、競馬の醍醐味を味あわせるレースとして挙行しようとの興行意図が高ければ高いほど折角１０年に１頭と言われるつくりの馬を拵えて人気を背負わせ、大々的に世を煽ることはすまい。初めて見、買った競馬が歴史的大敗レースでは、競馬は信用の置けぬ物　という競馬デビューを大切な将来の競馬ファンまたはファン予備軍にファーストでディープなインプレッションを植えつけるからだ。

　の、前にオークスだが、再度　福知山線　の１番人気勝利の構造は首を傾げる。逆にエア武が再び上位人気を争い、福知山線いやもうラインは無く福知だが、これに人気を譲るなら逆襲あってしかるべき、東京新スタンドオープンの文字（ＪＲＡのＨＰ）のエアの青と黄の配色である。が、エア　ディープと２週続けて頂点レースで豊三昧もどうあじつけるか。エアメサイア　遅れたしかし歴史を映す法王逝去の年の救世主降臨、これが実現するのはこの馬がかなり差の無い２番人気低配当で出してきたときであろう。

　思い出話をしよう。翌週のダービーも霞むほどの大勝負だった思い出のエリモエクセルのオークス。あの年は豊の桜花賞馬　ファレノプシスが人気だった。「優駿」では、ダービーと言うレース名称の由来となった、ダービー卿（その第１７代ロンドンのパーリアメントスクエアにチャーチルなどと並び銅像が立つほどの著名人）とバンブリー卿がコインを投げ、勝った方の名をレース名に刻む賭けをしてダービーという名になったお話から、ダービー卿が妻の為に企画したのがオークスであったこと、また奥様の名がエリザベスであり、ダービー卿が実は囲っていた妾　いやこれ（小指！）がまたエリザベス・ファレンという歌手であったお話など、私はこのときの優駿の記事で勝ち馬を見抜いたが、桜花賞馬ファレノプシスとは、ダービー卿が妻の為に主催した謂わば愛妻レースで、妾の名を背負う、忌むべき馬名でオークスでは人気でこけるため競馬会が選んだ馬であることは明らかだった。


　「優駿」誌巻末近く、今月号も須田鷹雄氏と井崎脩五郎先生の重賞予想と言う対談風お喋りの記事がある。
　その、天皇賞の項では、・・・今月は（予想対象の）重賞が計１０ですね　に始まり、内親王の婚約結婚が最大のポイントで、結婚は１０月だから秋の天皇賞の予想をしようなどの軽口、大阪杯組が過去１０年で　<２・０・１・１８>　との誤植（同着でもなければ合計２０頭になるはずが２１になっている明らかな意図した間違いの記載）・・と、１０　を意識して記事構成されたことが窺える。
　ＮＨＫマイルの項では、早生まれの馬が強いとのデータをだし、コパノフウジンが２月１３日生まれと聞いて井崎先生　「それだ！」と一声。これは言うまでも無く、コパノフウジンそのものの発射を井崎先生が直接表明するわけも無く、同じフウジンのＧⅠ馬　ダービーのアイネスフウジンという、同じ天皇家の秋篠宮殿下御婚約の年の　ダービー馬が１２番で勝ったのを暗に匂わせ、１２番ラインクラフトへとの間接示唆だったと結論して良い。民間に嫁がれる華燭の典でやはり十二単（１２の単勝ではなく　じゅうにひとえ　と読む）を内親王が纏われるのかどうかは知らないが、アイネスフウジンのときは１２番に敢えて位置させて単勝だったものである。
　では、オークスでは・・

中居のＣＭ

　中居の今週のＪＲＡコマーシャルで、何故、アマポーラ　のバックミュージックが流されているのだろうか。思い出すのは、ロバート・デ・ニーロ主演の映画「ワンスアポンアタイムインアメリカ」で主題曲として使われたことだが、本来この歌の名は　麻薬の素　ケシの花　ポピー　である。エリザベス女王杯を勝ったタマモクロスの妹　ミヤマポピー　の６枠１１番　と何か係わりを持たせるというのだろうか。ちなみに中居が持っている双眼鏡は、基本的に　８　を意味する小道具のはずである。

今年のゼッケン

２００５年　重賞　これまで

１番　　５回
２番　　８回
３番　　５回
４番　　７回
５番　　５回
６番　　７回
７番　　８回
８番　　８回
９番　　７回
１０番　１０回
１１番　１０回
１２番　４回
１３番　３回
１４番　６回
１５番　３回
１６番　１回
１７番　２回
１８番　１回


　今週３つの重賞で６つのゼッケンが上乗せされるわけだが、向こうが用心深く担保しているものは何なのか。ちなみに今年は２番が６勝、１１番が７回２着に来ている。また３番はこれまでわずか１勝、１６番は重賞優勝馬が出ていない。均等割りが原則の中で、１６番の意味や如何に。