祇園精舎

気の向くままの徒然日記

自家撞着

2007年11月09日 | ひとりごと
興味がある地…行ってみたい地であげられるのが「世界遺産」。


その中で「人はなぜ屋久島に訪れるのか?」ってTV番組がしていて、ちょこっと見た。



その理由の
第二位が「世界遺産だから」とのこと。

これにはどことなく賛同が出来なかった。
単にミーハーじゃないか?と思ったからだろう。



第一位が「縄文杉に会いたかったから」

これは分かる。何年前だろう?自分も何かの雑誌にその姿をみた時から憧れを持った。この時から屋久島は見たい、と思っている。




世界遺産って自然遺産と文化遺産の2種類と複合遺産があると聞いたことがある。

文化遺産って人が関わった遺産?だったら観光地のように盛り上がってよいし、壊れても修復や建造ができる可能性がある。


でも自然遺産って貴重な自然のこと?

人が介入しない方がいいと思うのに、番組の放送では世界遺産・屋久島というお菓子に人が蟻のように群がっている…と感じてその姿が嫌になった。

勿論訪れている人が悪いのではないし、見に行かず批判してる自分がどうよ?って
感じ。ミーハーでも見に行ってる人が勝ち!



でも広大な緑の世界に人が介入していってるのがアカンと思う。
なのに自分もあの世界を歩いて見てみたい…という想いがあるので話が矛盾してくる。



同じ世界遺産の白神山地では
周辺をオフロードバイクで走っている雑誌を見ると自分も走ってみたくなる。

世界遺産に登録される前はブナの木なんて注目がなく伐採の危険があったと聞く。世界遺産に登録されたことで自然が守られたこともあるが180度見方が変わり人々から注目を浴びるようにもなった…



自然遺産って結局は人が介入し管理している。これが善し悪しと想うことは色々あるけど

人の価値ってあやふやで無責任かもしれない。



しかし屋久島を含め、歴史好きなオイラには日光東照宮、中尊寺金色堂は世界遺産に登録云々より、死ぬまでに一度は見てみたいモノですね。