祇園精舎

気の向くままの徒然日記

身の程を知れ

2010年04月19日 | ひとりごと
少しテレビをみた。鉄腕DASHだったか・・・川にナマコを繁殖させる企画があった。

ナマコは汚い泥も食べて、糞をする時はキレイな泥を排出して川をキレイにしてると。




事の発端は自分がイカ釣り途中でゴミを釣り上げてそのゴミを回収しなかったこと


指摘されたのが有難かったけど、自分が一番嫌う行為を自身で行なったことが恥ずかしくなった。。。


「休みになったら、以前やったように出来る範囲で海岸を清掃しにいこう」と決めた。




そう決めての本日の休日。

父の命日でもある。普段行かないが墓参りに母と行った。

最近誰も参ってなく雑草が生えていた。

二人で手分けして雑草を抜いてたが、母が言う。


「毎日墓参りに来てる人もいるのに、
捨てないように看板が出ているにのにも関わらず
引き抜いた雑草や供えてある枯れた花は持って帰らず無造作に捨てる人が何と多いことか。」


この言葉にまた心が痛くなった。自分も同じことをしてるって・・・・



早々に指定ゴミ袋を購入して磯に拾いにいった。

ビニールとペットボトルと空き缶、プラスチックを重点に・・・・

開始して30分過ぎで50ℓの袋が3つ分満タンになった。



残念ながら7~8割方のゴミは釣り人がだしてるゴミであった。

しかも自分がゴミを拾った場所に後から釣り人がビニールや空き缶を捨てて汚していたのである。。。

釣り人は多く誰が捨てたかはわからないけど、時間がたっていないのが確実である。

心無い一部の人だけど、のうのうと釣ってる姿に腹が立った。


「釣りなんかしたくないや・・・」


でも自分も同じなことをしたのだから他人事ではない。。。

せめて今日は還元できたから次は参加させてもらっていいかなって考えた


墓参りした時と同様に、釣り人にゴミを捨てないことを看板に表記されている。

多分、釣りだけでいう問題ではなく、モラルがない人があまりにも多いってことなんだろう。



師匠は釣れなかったイカ袋にゴミを入れて持ち帰ったらいいといった。

その通りだと思う。

ちょっとした配慮だけでいいこと。そしてゴミを拾うよりも出さないことがよっぽど大事なんだと感じた。



そしてキレイな環境をするには
小さなナマコもしてるのだから自身もナマコを見習っていかなくていけないと思ったし、



一人では出来ないことだと感じた。