祇園精舎

気の向くままの徒然日記

1リットルの涙 …と汗とガソリン

2013年08月19日 | ひとりごと
バイク通勤途中でガソリンがなくなり、リザーブに切り替え!…と思ったのも束の間、予備タンクで走っていた・・・・

道半ばでガス欠になり、ただの重たい鉄の塊と化した。。。


寝不足と疲労の蓄積もあり、朝の始業前からすでに汗だらけになり泣きそうであった。


とにかく路上で放置するわけにはいかないので、近くで駐車場がある空港まで押した


何度か進んでは止まり…を繰り返しようやく空港に到着して、これからがどうしたら最善かな…って考えてると、車が停まり

「どないしたんや?」って声をかけてくれた。


「多分、ガス欠…と思う」


「ガソリン分けてあげるわ。ついてきな」




目から鱗である。

飛行場の従業員、整備士のようで格納庫まで案内してくれた。


携帯用のガソリンタンクを渡してくれて 持っていっていいと言ってくれた。


1リットルほど入れてエンジンをまわすと、息を吹き返して元気に動き出した!



「飛行機だと不時着してるところやで」…って言われたが、返す言葉もなく頭をかいた。

とにかく鉄の塊が風をきって走れるようになった



何度もありがとうと言ったが、感謝しかない。

「ええから、もう行きよし」って


親切にしてくれてありがとう! 自分も困った人を見かけたら手助けしたい!と思えた。






会社について笑い話として言った。「ガス欠してしまったわ。親切な人に助けてくれたよ」って。

でもある人が冗談まじりでいった。

「バイク乗りとして恥ずかしいことしてしまったな」って



ホンマやね