祇園精舎

気の向くままの徒然日記

入院 5日目

2015年08月15日 | ひとりごと
天気よし
澄みきった空の色がまぶしい
昨日あたりから涼しくなったと聞いたが
空調の整ったこの中からは 外の空気は感じれない
確かに昨日と比べると 空は淡くて薄い気がする

身から出た錆とはいえ お盆真っ最中のこの時に
のんびりとしているのに罪悪感を持ちなから
どうしょうもない時間を受け止めている

安静にしていると何ともないが
歩くとよろめいてしまう

これではすぐに動けなくなるのがわかる

発生から丁度一週間
回復してきてるが 自分では遅い
こんなにアカンものなのか!?




入浴されますか?との看護師さんからの声
訴えていた要望が通った

も…もしかして 美人看護師さんに体を洗ってもらうのか!?
と変にドキドキしたが

そんなことがあるハズがなくひさしぶりに体を洗った

スッキリした

垢を落とせたのと 石鹸のいい香りがするのがなんともいえない
清潔が心地よい


点滴の針を外すことになった
初日と同じ 日の浅い看護師さんが担当になった
先輩看護師と立ち会いの元

初日も痛かったが 今回は更に痛く一発目は失敗となった
先輩看護師が見かねて交代するか?を問うてきたが一生懸命してる姿勢と申し訳なさそうな顔がみえたので
「遠慮なく続けてください。ボクの屍を越えて立派な看護師になってくれたら本望です」
…とアホなことを言って続けた

経験を積まないと技術ってあがらないというがこういうところでもあるんだな

先輩看護師は
その時の患者さんのことは忘れたけど
患者さんからその時のことを声かけてくれる
…と言ってた

入院中にまた針をうつなら 良くも悪くもこの若い看護師さんがお相手か

…先々にこの看護師さんと顔を会わすなら自分の健康はよろしくないことだが…
自分もおそらく忘れないだろう


お盆のためか四人部屋も半分帰省中。
今日新たに同室に入った人と自分の二人

消灯まもなくである

静かで良い