祇園精舎

気の向くままの徒然日記

塩をおくる

2012年10月20日 | ひとりごと
昔、テイクアウトのお店をしてて、
超忙しい時で人員もいない中でチュロスという商品に砂糖をかけるところを間違って塩をかけてしまい商品を提供をしたことがあった。

どえらい怒られて、その後もネチネチと日々嫌味を言われていた。過ぎ去れば笑い話にはなったが時にはあまりのしつこさに腹立たしくもなったものだが・・・・



今日、社内での歓送迎会があって、その上だった人を送る日であった。

宴もたけなわで…に近づき、幹事がその人に対して何か言いたいことありますか?…というので立候補して手をあげた。

あまり発言しない自分から名乗りあげてか周りから驚きの声があがったのだが・・・遮られて上だった人が自分に対していう。

一緒にやってきたなかで失敗談を語り、案の定、塩と砂糖を間違えたこともいう・・・・



一通り話終えて黙って聞いてたが、

「お世話になったお礼として個人的に送りたいものがあります。」

…といってポケットに忍ばせていたプレゼントをサプライズで渡した。


プレゼントの中身は塩。皮肉を込めてと「塩をおくる」…という諺をこめて



終わってから幾人から「塩の贈り物よかったですよ」って言ってくらたからよかったと思える。


プレゼントはくだらないし当人がどう思ってるかは分からぬが・・・
部署を離れ不安が大きい中を乗り切ってがんばってほしい・・・と願う。