今日は赤塚不二夫さんが亡くなって三年目であります。恥ずかしがり屋の赤塚不二夫さんは「バカになれるから」と言ってしこたま酒を飲みました。天才バガボンのパパのような赤塚不二夫さんはマザコンでありました。
映画「これでいいのだ!!」について
●あらすじ
大好きな少女マンガを作ることを夢見て、出版社に入社した武田初美。しかし「少年サンデー」に配属された彼女は、人気絶頂のギャグマンガ家・赤塚不二夫の担当に任命されてしまう。口を開けば「タリラリラーン!!」「もっとバカになるのだ!!」と遊びとギャグに命をかける赤塚に、マジメで乙女な初美は初日から振り回されっぱなし!!しかし“バカの王様”赤塚の強烈な手ほどきを受け、初美は徐々にその才能を開花。やがて2人は、最強のコンビになっていく…。
「天才バカボン」、「おそ松くん」、「ひみつのアッコちゃん」などの作品で一世を風靡したギャグマンガ家、赤塚不二夫。彼の編集担当者として35年の親交があった武居俊樹氏の著書「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」(文春文庫刊)を、豪華キャストで“事実を超脚色して、誇張してボカーンと映画化”した異色作。赤塚不二夫を演じるのは、ハリウッド進出を果たし、今後の活躍にますます注目の浅野忠信。以前から赤塚の大ファンで、彼の役がたっての希望だったという浅野は、これまで見せたことのない全力のハジケっぷりで、バカに命をかける赤塚を熱演。そんな赤塚に振り回され、毒され、いつしか最強のコンビとなっていく新人編集者・初美役の堀北真希も、清純派女優のイメージをかなぐり捨て、見事なコメディエンヌぶりを発揮している。脚本は、『踊る大捜査線』シリーズの超ヒットメーカー・君塚良一&本作が初メガホンとなった佐藤英明。