
兵庫県姫路市で開かれていたB級グルメの祭典、「B‐1グランプリ」で、「八戸せんべい汁」が3位に入賞しました。
関西では初の開催となった2011年の第6回「B‐1グランプリ」。東日本大震災の被災地をはじめ、全国各地からこれまでで最も多い63の団体が参加し、自慢のメニューを競い合いました。
来場者が投票した割りばしの重さで決められる「グランプリ」には岡山県真庭市の「ひるぜん焼そば」が輝きました。蒜山(ひるぜん)は真庭市北部にそびえる標高1202メートルの山。その周辺で育まれたひるぜん焼そばは、キャベツや鶏肉を一緒にみそだれで絡めた焼きそばで、トロフィー代わりの「金の箸」を受け取った「好いとん会」の石賀幹浩会長(41)は「今日、最高の町づくりをさせていただきました。笑顔で地元に帰りたい」と喜びを語りました。
今回、特に注目されたのは、東日本大震災の被災地から出されたメニュー。福島県浪江町の「なみえ焼そば」(4位)、宮城県石巻市の「石巻焼きそば」(6位)がトップ10入りしました。
「なみえ焼そば」を出品した浪江町は、東京電力福島第1原発事故の影響で住民のほとんどが町外に避難しております。
青森県関係では、八戸せんべい汁研究会の「八戸せんべい汁」が3位に、十和田バラ焼きゼミナールの「十和田バラ焼き」が8位に入賞しました。
2日間で50万人以上の入場者を集めた「B‐1グランプリ」、2012年は福岡県北九州市で開催されます。よかよか。
【青森朝日放送】