⬛️出生率が低下している経済以外の根深い理由とは?⬛️
Japan will eventually cease to exist.(日本はいずれ消滅するだろう)
「当たり前のことを、いうようかもしれないが、出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ消滅するだろう。それは、世界にとって大きな損失である。」(イーロン・マスク)
日本の総人口が前年から、過去最大の落ち込み幅になったとのニュースが流れました。これに対して、総資産35兆円で、世界で最も裕福な人物であるイーロン・マスク(Elon Musk)氏が未来に警鐘を鳴らしました。日本の食やアニメカルチャーに惚れこんだマスク氏の発言です。
なぜ出生率が低下しているのでしょうか?これに対しては、経済的に厳しいからとか、社会制度が充実していないからとか色々理由が考えられます。しかし、今より貧しい日本の戦後とか、発展途上国の出生率を考えると、一概に、経済的理由などとは言えないのではないでしょうか?
思うに、未来に対する不安もあるでしょうが、根っこには「生きる喜びがない」からではないでしょうか?生活水準も向上し、生活保護制度など最低限の生活保障がある現代よりも、戦争中の方が自殺率が低いとも言われます。単に経済や制度的な理由によるのではないのではないようです。
では、根っこは何でしょうか?思うに一つの大きな理由、なぜ自分が人として生まれて来たか、生きる目的生きる意味が分からないからではないでしょうか?そう、「人間に生まれて良かった!」と叫べる幸福感があれば、また、その幸福に至る道筋が示されていれば、「未来に希望」があります。希望を持って子に伝え、産み育てる喜びもあることでしょう。色々な困難があっても、たとえ物質的に恵まれてなくても、乗り越えて行けるのではないでしょうか?今はある意味、「物質中心の発想の時代」から「心を重視する時代」への転換期ではないかと思うのです。