東埼玉病院 リハビリテーション科ブログ

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リハビリ科の感染予防~清掃について~

2020年10月05日 | 紹介
作業療法では、患者さんの病状や能力と作業療法士が目標とする動作の獲得に向けて、様々な道具を使います。指先で使う道具や、枕やマット、クッション、血圧計等、道具の種類も様々です。

患者さんや医療従事者を含め、複数の人間が様々な場所や道具に触れたりします。昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染経路は、飛沫感染や接触感染であるため、場所や道具を介して感染を広げてしまうリスクがあります。
そのため、当院では環境整備を徹底し行い、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスター予防に取り組んでいます。

毎回のリハビリ介入後と、業務終了後の2回、「ショードックスーパー -白十字株式会社-」や「消毒用エタノール ‐日医工株式会社‐」などを使用し、清掃しています。品数が多いので、全部をきれいにすることは難しいですが、良く使う道具や、使った後の道具をその都度、清掃しておくことで常にきれいな状態に保つことで、感染リスクを軽減させリハビリを提供することができます。

また業務終了後の清掃は、手の空いた作業療法士が協力して行っています。ここでは道具の清掃を行いながら、今日の出来事や最近のニュースなど、スタッフ同士でのコミュニケーションがはかられています。

仕事をしながら仕事から離れたことを話す時間。10分程度ですが私はいつも楽しみながら続けています。

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