生きる

思い出を抱えて生きる

夜咄(よばなし)

2011-02-07 15:02:09 | Weblog
寒い時期にするお茶事です。
だいたい夕方6時ぐらいからが多いようです。
明かりは、手燭と行灯 短檠に雀瓦(油皿)

このたびのお客様は、4人
先ず蝋燭の炎が揺れている真っ暗な寄り付きで白湯をいただくのですが・・
これから百話物語の始まりですと言いたくなって困った。(根が不謹慎にできているのだろう)



絶対にしてはいけないのだが 帯に隠し持っていたカメラでパチリ

腰掛から・・
露地にてあろうことかフラッシュがたかれて あせった。

にじり口から茶室に入り
前茶から懐石 中立 お濃茶 続き薄茶
さてさて 暗くて 化け猫が油皿を舐めていても不思議はないなって思いながら
先生 ごめんなさい!
不覚にもうつらうつらしてしまった。
たぶん お酒がはいったからかもしれません。
思えば若い時は、緊張し感動してすごく純粋だった。

*目が覚めたのは、お隣の方が手燭の蝋燭の芯をとった際に火の粉が畳に散った。
 これは大変!と思ったら なんと着物の袖で消したのだ。
 危ない!と思ったが 声も出さず 身じろぎもしなかったので騒ぎにはならなかった。
 以前も似たようなことがあったので もしもの時も考えておくべきですね。
 

お詰(最後の方)が、お皿やおひつなど片付けやすいように出入り口まで運んでくださっています。



見送られて おしまい



別世界で炎とゆらゆら揺れていました。







枯れ木のにぎわい

2011-02-07 11:44:29 | Weblog
散歩の始まり
本日は、探検です。
枯れているとはいえ 草木の中を歩くのは気持ちのいいものではない。
何か出てきそうでビクビクです。

ガサガサ音がしているようで 進むのを何度もためらう

まだ芽もでない。

緑の色を見つけるとほっとします。



こわごわ歩く自分を笑ってしまう。





    木製パレット屋のつぶやき