いきなり頭上から恐怖を感じる音が鳴り響いた。
これは国立西洋美術館の地下で企画展を見ていた時です。
もう一度登場!!【地獄の門】
とっさに火事かしら?と周囲を見渡すと『緊急地震速報です』ということだった。
まもなくスマホも鳴った。
地震に備えろっていってもね!?
ちょうど すべてが見渡せる所に立っていたため 皆の行動をながめる羽目になってしまった。
作品に沿って 行儀よく列ができたまま なんだかそれでも鑑賞していますって図になっている。
いっこうに揺れる気配がないが地下だからだろうか?
つぶれたら生き埋めだな
茨城沖でマグニチュードが4.4ぐらいじゃ大丈夫かな?
家は揺れたのだろうか?留守番のワンコは怖がっていないだろうか?
とりとめのないことを考えていると突然 係の人が
「皆さん 真ん中に集まってください!」と叫んだ。
作品が落ちて危ないからだろうか?
「どうしてだよ!」
「順番だろ」
口々になんか言っていた。
我に返った人々が 腑に落ちない様子で真ん中に集まる。
しかし いつ揺れるのだろうか?
中間報告もないまま(笑)
そのうち 何事もなかったように時間が動き出した。
なんだったのだろう?
夜になって誤報だとわかったときは、困惑したが・・
そして 夜中 緊急地震速報もなく本当に揺れた。
隣で眠っていたワンコがあわてて布団からはいだし座卓に隠れた直後 揺れたのだ。
上半身を起こした私とワンコは しばし 見つめあった。
怯えた顔をして切なげだ。
誤報じゃない!!
私は、そのまま倒れて眠ってしまった。
木製パレット屋のつぶやき
土手に水仙がひっそりと咲いていました。
遠い昔に見た 千葉や下田の群生している水仙を思い出して年月のたつのは早いものだとしみじみ思う。
(情景よりむしろ感情を思い出していると言ってもいいのかも・・)
12月の半ばから2週間も風邪をひいていたが また風邪をひいてしまった。
加湿器なんて気の利いたものがないので ヤカンの蒸気とトン汁の鍋に顔を近づけて
早く治れ!と念じてみるが 風邪って経過するものだからしばらく無理かな・・
木製パレット屋のつぶやき