何かにスギ花粉を発症して20年ぐらいたつとほぼ良くなるのですが・・と書いてあった。
私は、花粉症と診断されてから39年もたっている。
まあ 最初のころよりは、症状が少し穏やかになってきたかもしれない。
昨年は、初めてスギ花粉症が始まる数週間前から服用する予防薬を飲まなかった。
ひどい目の痒みとくしゃみがあったもののシーズンが終わるまで耐えられたからたいしたこともなかったのだろう。
(コロナ禍で病院に近づくのがとても嫌だった。)
ただ 眼科でアレルギーの目薬はいただいた。
今年もいよいよスギ花粉の季節が到来したようだ。
就寝中、目が頭が鼻の穴が顔が痒くて眠れない。
掻いて掻いて皮膚も骨も突き破って掻いて掻いてと妄想する。
実際は、いけない痒いいけない痒いなのだが。
そんなわけで眼科に行く用事があったためアレルギーの目薬をいただくことにした。
ついでに
「先生、スギ花粉の飲み薬で目の痒みも一発で消えますっていうのはないのですか?」
「えっ!?体内と目は、別物だからどこを探してもないね」
ふぅ~ん 39年間 花粉症の予防薬は、目の痒みにも効くはずだって飲んでいた。
私の勘違いもここまでくると凄いなぁーーって感心してしまった。
笑う場面でないのに肩をゆすってハハハハと笑ってしまった。
困ったものだ。
先生は
「目薬はいらないかい?」なんておっしゃる。
「いいえ 目薬は必要です」
そんなに効かない目薬でも無いよりましだし・・なんて心で思う。
勘違いや思い込みって凄くあるんだろうな!
自分がちょっと恐い。
木製パレット屋の婆さんは予防薬についていつまでも驚いていたのだった