婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

ネネはヨウムだった

2024-01-22 14:56:06 | Weblog
昨年 郷里の友が送ってくれた本の中に題名が『水車小屋のネネ』という小説がありました。
ネネという少女が水車小屋で暮らす話かしら?
(本当はまったく違うお話なのです)
それにしては、装丁が内容にそぐわないような気がするけれど・・
(当たり前なのです)
なんだかなぁーって後で読みますのほうに積んでおきました。
(自分でもわけのわからないことをしていることがあります)
その本の上には、どんどん本が積まれていきました。
時々、少女ネネだけが気になりました。
幼い頃に読んだお気に入りの物語と重ねたからでしょう。
どういうわけか少女が旅をしていてその途中に小さな小屋で暮らし始めました。そこは、そばに小川が流れて綺麗な野の花が咲き乱れ蝶々や小鳥が飛び交っているようなところでした。 
樹の蔦で籠を編んだり 靴も作って見たり
少女時代、そこで暮らしている自分を繰り返し夢想しておりました。
しかし、その本は、どんなに首を右に左にはてな??をしても
題名も自分の本だったのか
はたまた図書館から借りてきていたのか思い出せません。
そんな折、ある方のブログで『水車小屋のネネ』の装丁が羽を開いた鳥のようになって目に飛び込んできました。
これは・・・
もしや平凡に慎ましく暮らす人々のお話かな?
帰宅して早速、謝りながら本を開く。
(送ってくれた人と本に謝罪です)
津村記久子さんの本を読むのは、初めてです。

ネネは、ヨウムだった。

読んだら本の好きな孫娘に送ってあげたくなった。


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