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『ともぐい』の小説の中で過ごす日々

2024-01-17 14:28:29 | Weblog
仕事が終わったら『インターバル速歩』を避けては帰れないのだが、
したっけ読みかけの本が待っているので心がうずうずしてしまう。
どうしようかなって早めの切り上げ。
帰宅後、猛スピードでいろんなこと(夕飯、翌日の下ごしらえ、風呂、洗濯など)を片づけて どれどれと本を開くと並んで座っている犬が1本しかない前足でヒョイヒョイ語りかける。
無視をしていると冷蔵庫の下でおやつをねだる。
ああ、これだ!ってガッカリしてしまう。
膝を立ててクッションを置き本を置いて私の片手は犬を撫でる。
すごくいい場面なので譲れない。

作家は、北海道出身の河崎秋子様
北海道の山の中で暮らす猟師の話って簡単に片づけてしまっていいのかなって思う。
でも後は、ご自分で読むなり検索するなりおまかせします。
『ともぐい』


この本の出だしで まず東川の製材所の社長さんがかなり前に撮った雪の上の鹿の亡骸が鮮やかに思い出されて
次には、したっけ、わやの方言で美瑛の社長さんの顔が脳裏に浮かび
私の短絡的で単純な思考回路でハハハと笑うだけ。
かれこれ10年以上は、北海道へ行っていないのに気づかされた。
孫が生まれる、犬を飼ったという理由にならない理由だった。
さて、読み進めるうちに配役が出来上がって それゆえ尚この小説に夢中になってしまったのでしょう。
勝手に想像して当てはめて?時々、自分も小説の中に入ってしまって悪い癖です。
それが残すところ数ページになってしまって終わるのが惜しくて翌日にまわしてしまった。

緊張していたからラストは、週末にして本日はワインを飲みながらこっちにしようかな。


大好きなヤマザキマリ様も北海道でした。


  木製パレット製造販売青梅(有)信友


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2 コメント

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北海道 (kei)
2024-01-18 11:33:10
こんにちは。
直木賞を受賞されましたね。
昨年『絞め殺しの樹』を読んで初めて河崎秋子さんを知りました。
機会を見て読んでみたいです。
ヤマザキマリさんの作品、e-shinyuさんとご縁をいただくきっかけになりました。
今、2冊目「ヴィオラ母さん」に続いています。
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Unknown (nashi)
2024-01-19 10:41:39
コメントありがとうございます。
『ともぐい』は、週末のつもりでしたが昨晩潔く?読み終わってため息をついています。この結末だから直木賞だったのかなってひそかに考えてしまいました。山の自然の描写文が憎いほどに美味い方です。
 ヤマザキマリさんの最初に読んだ本は、『ヴィオラ母さん』でした。それは友から送られてきた荷物の中に入っていたのです。そこからすっかりはまってしまいました。
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