はじめての介護

はじめて介護をしたのはまだ２０代。
たいそう可愛がってくれた伯母が
電話ごしにか細い声で「なんだかお腹が痛い」と訴えたため　とるものもとり合えず　駆けつけたところ　太った体が　かっぽうぎの上からでもさらに肥えて見えて座っていました。脛には大根おろしの湿布を張り　足も太い。
「どうしたのかしら？」
うめき声すら時々洩れて　どうやらただごとではない。
すぐに入院になったのだが　急坂をころげる勢いの病状でした。
寝たまま起き上がることもできなくなって
どういうことでそうなったのか　私がオムツを交換することになりました。
背中には　まだ乳飲み子をくくりつけていましたので　赤ん坊のオムツ替えぐらいの気持ち。
ちょっと体が大きいけれど　よし！いくぞってな調子で　両足を二本　ぐいっともちあげましたら　
「痛・・」
半分泣き声がします。
えっ！？
手をとめて伯母の顔をみると
「それじゃ痛い！」
実は腹水がたまってパンパンのお腹になっていましたので　それを力まかせに持ち上げたため　たまらない激痛が襲ったようでした。
呆然とつったったまま　めまぐるしく思考は回転するのだが
わからない
その後　看護士さんのやることを見て納得
子供で実験してみて　さらに合点がいったしまつです。
それが悪かったわけでもないのだろうけれど　伯母は１０日ほどであっけなく他界しました。
「人生は山あり谷ありというけれど嘘だ　山ばかり谷ばかりの人もいる」が最後の言葉でした。
私にはまだわからない。


介護は早い時期（中学生ぐらい）に　さわりぐらいは教育したらいいのではないかと思いました。

穴があったら入りたい

「最近　不景気のせいか圏央道も車がほとんど走っていませんね」
「ほぅ　そうですか」
などと二日ほど前に会話をしていた。
まったく走っていないホントにどうなっているのかしら？（真剣に思った）

しかし　翌朝の新聞を見ていて考え込んでしまいました。
どうやら私が遠くの圏央道を眺めていたときに交通事故で二時間ほど通行がストップしていたようです。思い起こせば　ヘリコプターが二機　ぐるぐると回り・・。
少し様子が変だったような気がします。
とんだ思い違い！
苦笑いをしてしまいました。

ソフトバンクにモノ申す！

夕方みんな帰ってぽつねんと一人
なりをひそめていた電話関係の営業電話があった。
「ソフトバンクですけれど　社長さんいらっしゃいますか？」
「どんなご用件でいらっしゃいますか？」
「なんだよぉ～　お前！」
ガチャンと電話が切れてしまいました。

受話器をもって呆然としてしまいました。

もう少しましな電話ができるように教育してください。

木製パレット

外からパレットを見つけて　軒並み飛び込みをしていると
不景気といえども　まだまだなのかなって思うのは
高い値段でパレットを購入して　
「うちのパレットは米松だから・・」
あるいは米ツガだとかおっしゃる会社さんがあります。
信じていらっしゃるようなので　あえて否定はしませんが
そんないいモノでなくても　北海道産のカラマツでいかがですか？

一枚のパレットにつき５００円も安くなる場合もありました。

「これがいいんだよ！」
これでは退散するしかないのだけれど
要するに余裕があるのでしょう。
底ではないというのは心強いかぎりです。

新芽

先月から二人一組で営業の仕事をしてもらっています。
これにはずいぶん考えました。
ガソリン　高速代の経費の削減もさることながら　新規開拓をする方向で考えた場合、二人の目があれば　何かと便利だろうと思ったからです。
　最後の賭けです。
初めは戸惑いがあったようです。
えっ！？一人で回ったほうが効率がいいのではないかと・・
それはごもっともなのです。
ともかくも　ぎくしゃくしながらのすべりだし
これ会社にとっては思ったよりいい方向に向かっていると思っています。
年下の方は先輩からずいぶん得るところがあったようで成長ぶりはめざましい。
帰社した顔を見て思う。
ありがとうございます。　おつかれさまです。

少しづつ芽をだせと念じる毎日です。