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11月21日(木)の5・6校時に、視覚障害者の内間さんを講師にお呼びして、「福祉講演会」を行いました。そばには、盲導犬のF君も一緒に参加してくれました。
お話の中で、全ての視覚障害者が全然見えないわけではなく、視野が狭く見える方や白く濁って見える方など様々だという事、盲導犬などの補助犬は①盲導犬(目が見えない、見えにくい人の歩行をサポート)や②介助犬(肢体不自由者の日常生活動作のサポート)、③聴導犬(耳が聞こえない、聞こえにくい人に音の情報を伝えるサポート)の3種類がいる事などを話して下さいました。
講演会の途中で、「補助犬は何種類いるか分かりますか。」「介助犬って、どんなお仕事をしているか知っていますか。」など子どもたちに質問を出し、答えてもらいながら、楽しく講演会を進めてくださいました。
盲導犬はハーネス(盲導犬の胸部分に固定されている歩行補助具)をつけている時は「仕事モード」になっている。歩道などで盲導犬を見かけたら次の4つの事に気を付けてほしいと言っていました。
①目を合わせない ②声をかけない ③触らない ④食事を与えない
この4つをされると、盲導犬は盲導犬としての仕事をしなくなり、視覚障害者が危険な目に合う恐れがあるそうです。
最後に、歩道などで困っている視覚障害者の方を見かけたら、「何かお困りですか。」「今、青信号なので渡れますよ。」など声をかけてほしいと話していました。
今回のこの講演会を通して、子どもたちが、世の中には様々な人がいるという「多様性」を認め合うことができる人になってくれればと考えています。