8時30分に、西辺公民館に集合し、ふり返り学習・離島式の会場設営をしました。
健康チェックを行い、色紙づくりをはじめました。心を込めて、感謝の気持ちを言葉にしました。
2日間、まさに親代わりとしてお世話して下さった宮古島の方々へ、一人一人がふり返りふり返り言葉を探していました。
その後、新聞づくりに取りかかりました。メンバーで記事内容を分担し、肌で感じた宮古の自然、文化、食事・・・を新聞に表しました。
中には、色紙以外に、個人的に、手紙を書いている児童もいました。
民泊先の方々が集合し、いよいよ離島式です。
担任の先生による、2日間のスナップ写真上映会を行いました。誰一人話す子はいませんでした。静かに、しみじみとスクリーンを見つめる姿がありました。
初日に披露した合唱。アンコールのリクエストに応え、この離島式においても合唱を行いました。気持ちのこもった温かい歌声でした。
地元「宮古新聞」には、昨日のつり体験の様子が掲載されていました。
民泊先の方々のお手製お弁当で昼食です。昨日つり上げたガーラの唐揚げもありました。どの子も味わいながら、しっかり食べていました。
お別れです。宮古の方々に見送られ、バスに乗り込み、宮古空港へ向かいました。
バスの中では、「もっと宿泊したい。」「帰りたくない」「あと3日はここにいたいな。」などとしゃべっています。
ある女子が、ある男子に「もっといたい?」と聞くと、男子は「うん」とうなずいていました。
するとその女子は「今、沖縄本島に宿泊に向かってると思えばいいわけよ」と。男子はまた、うなずいていました。
子どもらしい感覚、考え方です。名残惜しくて、本当はグッとくるものがありながら、また切り替えようとしていました。
かわいいですね。この会話を聞いて、感動しました。
出迎えてくれた児童の皆さん、先生方、保護者の方々、ありがとうございました。
5年生は、わすれることのできない(宮古方言で「ばっしらいん」)貴重な体験をしました。
家族と離れ、家を離れ、この3日間で大きな宝物を手に入れました。
これからの生活に生かしていきます。
4か月後には最上級生になる5年生。
きらきらと輝く3日間。人とつながるあたたかさ。最高の宿泊学習でした。
がんじゅうーさ いつばん、つむかぎさまい いつばん、 ずみ!